27日
久しぶりに天気が回復するとの予報を聞いて、この日鬼怒川の山荘へ出かけることにした。 毎年この時期は、老朽化した山荘の点検修理が欠かせないのと、山に咲くヤシオツツジに会うのが恒例行事になっているからだ。 走っている車内が暑くなるほどの良い天気、今年最初のクーラーを入れる。 新緑に萌える筑波山を眺め、田植えが始まった広大な田圃の中を走り抜けて、午後2時頃に塩谷町に到着。
快晴の空に未だ雪が残る日光連山がくっきりと見えていた。
その右隣にはこれから向う広大な裾野を引いた高原山が聳えている。 鶏頂山、釈迦ケ岳、前黒山からなる1800mクラスの山々で構成する高原山が手に取るように見える。
28日
昨日山荘に到着して部屋に入ると、仕掛けておいた「ネズミホイホイ」にカヤネズミが6匹も掛かっていた。 この鼠、体長5cmくらいしかないのでちょっとの隙間から入り込む。 何処から入ったのか部屋の中を調べたら、長押の中の壁に隙間があることが分かり、今日は隙間を埋める材木を買いに行った。
昨日の快晴が嘘のように曇ってうすら寒い。
材木を買って帰る途中鬼怒川公園に寄り道してみると、未だ桜の花が綺麗に咲いている! 今年は例年に無く春が遅れているようだ。
桜を眺めて戻りかけたとき空が明るくなってきた。 昨日と違って寒いくらいの陽気だが歩くにはちょうど良さそうと、ついでに龍王峡を歩いてくることにした。
新緑の龍王峡の周囲の山肌には山桜のピンクも見える。
萌え出たばかりの黄緑の林の中を谷に下り、虹見橋の上に立つ。 何とも言えず清々しい空気に満ちている。
この時期としては珍しく、峡谷沿いの林の中には未だヤシオツツジの花が残っているのもある。
ヤマツツジすら未だ蕾が多い中、やっと咲き始めたこの花にに対面。
心地よい新緑に浸りながら歩いていたら、4月始めに来ないと会えないなあ・・と諦めていたショウジョウバカマに出会ったのだ! これにはさすがに驚いた。
29日 月山
この日は又朝から快晴の上天気となった。 昨日のうちに鼠対策を終えたので、今日は待望のヤシオツツジに会いに行くことにする。 お目当ては事前に調べておいた「月山」。 栗山地区の日陰牧場の奥に鎮座する1,200m近くの山、何でもヤシオツツジの古木が茂ることで有名なんだそうだ。
素晴らしい天気のドライブは快適そのもの。 栗山地区に向って山道を行き、トンネルを抜けると八汐湖に出る。
ここの眺めが好きで来るたびに車を停めているのだが、日光連山がくっきり見える今日の眺めは又格別だった。
栗山地区の手前左手で、日陰牧場へ向う山道に入った。 車がやっとすれ違える程度のくねくねした山道を行くと、やがて日陰牧場。 更に進んで長いトンネルを抜けたところで栗山湖のロックフィルダムの下に出た。 そこは月山の登山口になっており、大勢のハイカーが山登りの身支度に余念が無い。
地図も何も持ってこなかったので、奥方と二人でハイカーの後について行く。
広い道をしばらく登ったところで、遠くにヤシオツツジの咲く姿が見えて嬉しくなる。
いよいよロープを張った急な細い山道の取り付きに到着。 先行のハイカーが登ってゆく方向を見上げるともうこの辺りの木々はどれもヤシオツツジ。 だが赤い蕾が点々と見えるのみで未だ花は殆ど咲いていないようだ。
これでは登ってもつまらないなあ・・・と思いながらも、ともかくロープを伝って上に登ってみることにした。
まづヤシオツツジの樹が大きいのに感嘆。 こんな老木が群生してるとは想像していなかった。 それにしても未だ蕾とは・・・。
「最盛期は山一面がピンクに染まるんです。 花の時期はほんとに難しいですよね~・・」と毎年ここを訪れるというハイカー夫婦が声を掛けてゆく。 2時間くらいで登ってこれそうだが・・としばらく山を見上げていたが、花が咲いてなくてはつまらない・・と駐車場に戻ることにした。
ダムの下の公園で一休みして帰ることにした。
ふと見るとこの公園に1mもない小さなヤシオツツジが花を付けているのが目に入った。 日光連山をバックに咲くこの花が綺麗だった。
2007年4月29日日曜日
2007年4月28日土曜日
山の遅い春
昨日山荘に到着して部屋に入ると、仕掛けておいた「ネズミホイホイ」にカヤネズミが6匹も掛かっていた。 この鼠、体長5cmくらいしかないのでちょっとの隙間から入り込む。 何処から入ったのか部屋の中を調べたら、長押の中の壁に隙間があることが分かり、今日は隙間を埋める材木を買いに行った。 昨日の快晴が嘘のように曇ってうすら寒い。
材木を買って帰る途中鬼怒川公園に寄り道してみると、 未だ桜の花が綺麗に咲いている! 今年は例年に無く春が遅れているようだ。
桜を眺めて戻りかけたとき空が明るくなってきた。 昨日と違って寒いくらいの陽気だが歩くにはちょうど良さそうと、ついでに龍王峡を歩いてくることにした。 新緑の龍王峡の周囲の山肌には山桜のピンクも見える。 萌え出たばかりの黄緑の林の中を谷に下り、虹見橋の上に立つ。 何とも言えず清々しい空気に満ちている。 この時期としては珍しく、峡谷沿いの林の中には未だヤシオツツジの花が残っているのもある。 ヤマツツジすら未だ蕾が多い中、やっと咲き始めたこの花にに対面。 心地よい新緑に浸りながら歩いていたら、4月始めに来ないと会えないなあ・・と諦めていたショウジョウバカマに出会ったのだ! これにはさすがに驚いた。
材木を買って帰る途中鬼怒川公園に寄り道してみると、 未だ桜の花が綺麗に咲いている! 今年は例年に無く春が遅れているようだ。
桜を眺めて戻りかけたとき空が明るくなってきた。 昨日と違って寒いくらいの陽気だが歩くにはちょうど良さそうと、ついでに龍王峡を歩いてくることにした。 新緑の龍王峡の周囲の山肌には山桜のピンクも見える。 萌え出たばかりの黄緑の林の中を谷に下り、虹見橋の上に立つ。 何とも言えず清々しい空気に満ちている。 この時期としては珍しく、峡谷沿いの林の中には未だヤシオツツジの花が残っているのもある。 ヤマツツジすら未だ蕾が多い中、やっと咲き始めたこの花にに対面。 心地よい新緑に浸りながら歩いていたら、4月始めに来ないと会えないなあ・・と諦めていたショウジョウバカマに出会ったのだ! これにはさすがに驚いた。
2007年4月27日金曜日
山の春を求めて・・
久しぶりに天気が回復するとの予報を聞いて、この日栃木の山荘へ出かけることにした。 毎年この時期は、老朽化した山荘の点検修理が欠かせないのと、山に咲くヤシオツツジに会うのが恒例行事になっているからだ。
走っている車内が暑くなるほどの良い天気、今年最初のクーラーを入れ、 新緑に萌える筑波山を眺め、田植えが始まった広大な田圃の中を走り抜けて、午後2時頃に塩谷町に到着。 快晴の空に未だ雪が残る日光連山がくっきりと見えていた。 その右隣にはこれから向う広大な裾野を引いた高原山が聳えている。 鶏頂山、釈迦ケ岳、前黒山からなる1800mクラスの山々で構成する高原山が手に取るように見える。 更にその右手には、那須連山が連なっていて、更にその右手の遠くに雪を頂いた山々が連なっているのが見える。 これは福島県の吾妻・安達太良連峰に違いない。
それにしてもこれまで何度も来ているが、これ程の眺望に恵まれたことは数少ない!
走っている車内が暑くなるほどの良い天気、今年最初のクーラーを入れ、 新緑に萌える筑波山を眺め、田植えが始まった広大な田圃の中を走り抜けて、午後2時頃に塩谷町に到着。 快晴の空に未だ雪が残る日光連山がくっきりと見えていた。 その右隣にはこれから向う広大な裾野を引いた高原山が聳えている。 鶏頂山、釈迦ケ岳、前黒山からなる1800mクラスの山々で構成する高原山が手に取るように見える。 更にその右手には、那須連山が連なっていて、更にその右手の遠くに雪を頂いた山々が連なっているのが見える。 これは福島県の吾妻・安達太良連峰に違いない。
それにしてもこれまで何度も来ているが、これ程の眺望に恵まれたことは数少ない!
2007年4月24日火曜日
庭に小さな野草が!
今日も一日お日様は雲の中。 今年の春はほんとに曇りの日が多い。 ちなみに3月中旬から4月中旬の日照時間を調べたところ、天候不順だった去年よりも更に12%も少ないのだ。
それでも庭の植物はどんどん育って行く。
あの松葉のようなヤシオツツジの若葉が5cmくらいに伸びたと思ったら、もう既に巻き込んだ葉を大きく広げていた。 白い蕾をぶら下げていたアマドコロは・・と見てみると、こちらも花が開いている。 家の壁際に植えてあるツツジのアケボノも咲き出して、庭は確実に世代交代が始まっている。
後は何が咲くのだろうか・・・と考えても思い浮かばない。 カメラを向けるものが無くなると寂しくなるなあ・・と見回していたら、足元に花を付けた小さな草が目に入った。 おっ、これはマツバウンランだ! と覗き込む。 長く伸びた細い茎の先に小さな花を付けているのだ。
外来種のこの雑草、昔は全く見かけなかったが数年前から次第に勢力範囲を広げているようだ。 それにしても小さい! どれくらいの大きさだろうとノギスを持ち出して計ってみたら茎の直径が0.8mm、花の大きさが5.3mm、 こんな華奢な草なのに繁殖力は物凄いのだ!
それでも庭の植物はどんどん育って行く。
あの松葉のようなヤシオツツジの若葉が5cmくらいに伸びたと思ったら、もう既に巻き込んだ葉を大きく広げていた。 白い蕾をぶら下げていたアマドコロは・・と見てみると、こちらも花が開いている。 家の壁際に植えてあるツツジのアケボノも咲き出して、庭は確実に世代交代が始まっている。
後は何が咲くのだろうか・・・と考えても思い浮かばない。 カメラを向けるものが無くなると寂しくなるなあ・・と見回していたら、足元に花を付けた小さな草が目に入った。 おっ、これはマツバウンランだ! と覗き込む。 長く伸びた細い茎の先に小さな花を付けているのだ。
外来種のこの雑草、昔は全く見かけなかったが数年前から次第に勢力範囲を広げているようだ。 それにしても小さい! どれくらいの大きさだろうとノギスを持ち出して計ってみたら茎の直径が0.8mm、花の大きさが5.3mm、 こんな華奢な草なのに繁殖力は物凄いのだ!
2007年4月22日日曜日
咲き出した初夏の花
昨日まで選挙カーのマイクの音が賑やかだったが、今日は投票日とあって久しぶりに静かな朝。 その代わりでもなのだが、昨日にも増して強い南の風が音を立てて吹きまくった。
庭は・・と見ると、春の花に変わって咲き出した初夏の花がこの強風に揺れている。 そんな中のシランを風が止まった瞬間に撮ってみた。 近くには何時の間にがピンクの釣鐘状の花が咲いている。 よく見かけるこの花の名が思い出せない。 奥方に聞いたらこれは「シラー・カンパニュラタ」と言う名前だった。 栽培種の花にあまり興味が無いので何度聞いても覚えない。 背の高いオダマキも咲き出した。 どこかヤマオダマキに似ているがこれも奥方が花屋さんで買ってきて植えた栽培種、庭のあちこちにはびこっている。 ほんとはあの紫と白のミヤマオダマキが好きなのだが、こちらは生命力が弱くて消えてしまったのが心残り。 片隅でチョウジソウも咲き出した。 自然の中ではなかなかお目に掛かれないこの花、一度会ってみたい花である。 我が家の庭では場違いな・・・と思ってしまうチューリップ。 この派手な花ももう終わりに近づいた。
庭は・・と見ると、春の花に変わって咲き出した初夏の花がこの強風に揺れている。 そんな中のシランを風が止まった瞬間に撮ってみた。 近くには何時の間にがピンクの釣鐘状の花が咲いている。 よく見かけるこの花の名が思い出せない。 奥方に聞いたらこれは「シラー・カンパニュラタ」と言う名前だった。 栽培種の花にあまり興味が無いので何度聞いても覚えない。 背の高いオダマキも咲き出した。 どこかヤマオダマキに似ているがこれも奥方が花屋さんで買ってきて植えた栽培種、庭のあちこちにはびこっている。 ほんとはあの紫と白のミヤマオダマキが好きなのだが、こちらは生命力が弱くて消えてしまったのが心残り。 片隅でチョウジソウも咲き出した。 自然の中ではなかなかお目に掛かれないこの花、一度会ってみたい花である。 我が家の庭では場違いな・・・と思ってしまうチューリップ。 この派手な花ももう終わりに近づいた。
2007年4月21日土曜日
新緑の城跡
今日は強い南風が吹き込んで一気に初夏の陽気に戻った。 こうころころ変わられては体がついてゆくのが容易でない。
それでも久しぶりに本佐倉城址へ散策に出掛けた。 この前行ったのは未だ冬枯れの1月末、城跡は一変して新緑に埋まっていた。
竹や雑木で覆われていた城跡は、だいぶ手入れされて輪郭が分かるようになってきた。 城跡の復元工事の坂道を行くと、群生しているハコベのような小さな花が目に入る。 花はハコベに良く似ているが葉はそれよりも小さくて可愛い。 調べてみたらこれはノミノフスマだった!
新緑が芽吹いた樹木に覆われた空堀跡を行くと、 普通のナルコユリに混じって、まるでユキザサのように葉が広いのが生えていた。 葉の裏を覗いてみると、ナルコユリそっくりの花が二列に並んで下がっている。 帰って調べてみたらミヤマナルコユリというものだった。 山地の樹陰に普通に見られると書いてあったが、これは初めての対面だ!
空堀の奥の樹陰で小さな白い花の固まりを付けた野草が群生していた。 この時期にこんな場所で咲く花はセントウソウぐらいしか思い浮かばない。 同行した方が「これはツルカノコソウ!」と教えてくれた。 ツルカノコソウという植物には馴染みが無いので後で調べたら、セントウソウと同じ時期に咲くとある。 可愛い花のアップを見ると確かにそれに違いない! 見晴らしの良い「物見跡」に出るとそこにはチゴユリが群生していた。 チゴユリというとどれも下向きに咲いて撮りにくいのだが、ここのチゴユリはどういうわけかどれも横を向いていて嬉しい限りだった。
それでも久しぶりに本佐倉城址へ散策に出掛けた。 この前行ったのは未だ冬枯れの1月末、城跡は一変して新緑に埋まっていた。
竹や雑木で覆われていた城跡は、だいぶ手入れされて輪郭が分かるようになってきた。 城跡の復元工事の坂道を行くと、群生しているハコベのような小さな花が目に入る。 花はハコベに良く似ているが葉はそれよりも小さくて可愛い。 調べてみたらこれはノミノフスマだった!
新緑が芽吹いた樹木に覆われた空堀跡を行くと、 普通のナルコユリに混じって、まるでユキザサのように葉が広いのが生えていた。 葉の裏を覗いてみると、ナルコユリそっくりの花が二列に並んで下がっている。 帰って調べてみたらミヤマナルコユリというものだった。 山地の樹陰に普通に見られると書いてあったが、これは初めての対面だ!
空堀の奥の樹陰で小さな白い花の固まりを付けた野草が群生していた。 この時期にこんな場所で咲く花はセントウソウぐらいしか思い浮かばない。 同行した方が「これはツルカノコソウ!」と教えてくれた。 ツルカノコソウという植物には馴染みが無いので後で調べたら、セントウソウと同じ時期に咲くとある。 可愛い花のアップを見ると確かにそれに違いない! 見晴らしの良い「物見跡」に出るとそこにはチゴユリが群生していた。 チゴユリというとどれも下向きに咲いて撮りにくいのだが、ここのチゴユリはどういうわけかどれも横を向いていて嬉しい限りだった。
2007年4月20日金曜日
イチリンソウがやっと開花!
今日は朝のうち待望の青空が覗いていた。 久しぶりに青空の下の田園をのんびり歩けるぞ!と意気込んで支度をしていたら次第に雲が広がり始めている。 そのうちに青空は雲の切れ目から僅かに顔を出す程度になってしまった。 せっかくその気になっていたのに・・・と恨めしく空を眺めて歩くのは止めにした。
仕方なく裏庭を覗いてみると、長いこと開きかけたままになっていたイチリンソウが既に数輪の花を咲かせていた。
寒い日が続いて咲きそびれていたこの花、今日の天気でやっと開花にこぎつけたか!と嬉しくなり、近くに寄って眺めてみた。 ところが眺めているうちにどことなく違和感を感じ出していた。 綺麗には綺麗だが知っているイチリンソウの素朴な感じが伝わってこない。 何が違うのだろう・・・と図鑑を出して比べたら、この花にはあの可愛い雄しべが無いことに気がついた。 そういえばこの花は奥方が花屋さんで買って植えたもの、いろいろ交配を重ねて出来た園芸種だからかも。 ちょっとがっかりだが、まあけなげに咲いたのだから良いことにしよう・・・と気を取り直す。
時折雲間から射し込む陽光が庭に降り注ぎ、その中に咲き続けるニリンソウにほっとする!
仕方なく裏庭を覗いてみると、長いこと開きかけたままになっていたイチリンソウが既に数輪の花を咲かせていた。
寒い日が続いて咲きそびれていたこの花、今日の天気でやっと開花にこぎつけたか!と嬉しくなり、近くに寄って眺めてみた。 ところが眺めているうちにどことなく違和感を感じ出していた。 綺麗には綺麗だが知っているイチリンソウの素朴な感じが伝わってこない。 何が違うのだろう・・・と図鑑を出して比べたら、この花にはあの可愛い雄しべが無いことに気がついた。 そういえばこの花は奥方が花屋さんで買って植えたもの、いろいろ交配を重ねて出来た園芸種だからかも。 ちょっとがっかりだが、まあけなげに咲いたのだから良いことにしよう・・・と気を取り直す。
時折雲間から射し込む陽光が庭に降り注ぎ、その中に咲き続けるニリンソウにほっとする!
2007年4月19日木曜日
ヤシオツツジの若葉
4月も半ばを過ぎたと言うのに阿蘇山では20cmも雪が積もったとニュースで言っていたが、ほんとに寒い一日だった。
陽射しも少なく、低気圧の雲が東から西へ勢いよく流れるうすら寒い庭では、遂にヤシオツツジの最後の花が散ろうとしていた。
花に代わって若葉が芽吹き始めている! それもまるで針葉樹の葉かと思うような形をしている!
このツツジ、他のものとは違って花が終わりかけるころに若葉が芽吹くことは知っていたが、 これまで良く観察したことが無かった。 どうしてこんな形の若葉があの綺麗に並んだ5枚の葉になるんだろう・・?と不思議でたまらない。
ふと、別の枝のだいぶ大きくなった若葉を見て合点がいった。
なんと細い針状の若葉は“こより”のように巻き込まれていたのだ!
小さな5枚の葉が出てきてだんだん大きくなるものと思い込んでいただけに、これにはさすがに意表を突かれてしまった。
このツツジ、他のものとは違って花が終わりかけるころに若葉が芽吹くことは知っていたが、 これまで良く観察したことが無かった。 どうしてこんな形の若葉があの綺麗に並んだ5枚の葉になるんだろう・・?と不思議でたまらない。
ふと、別の枝のだいぶ大きくなった若葉を見て合点がいった。
なんと細い針状の若葉は“こより”のように巻き込まれていたのだ!
小さな5枚の葉が出てきてだんだん大きくなるものと思い込んでいただけに、これにはさすがに意表を突かれてしまった。
2007年4月18日水曜日
ウワミズザクラが咲き出した!
このところ寒い日が続いている。 春先に異常に暖かい日が続いて今年はどうなっているのかと思っていたら、今度は寒い日が続いて桜の花が長いこと咲き続けたのだ。
今日、所用で出かけた車窓から、道路脇の雑木林にウワミズザクラが咲き出しているのが見えてびっくり。 用を終えて早速その花を探しに里山に行ってみた。 どんより曇った寒空の下に萌える里山の新緑を見ながら行くと、行く手に白い花が見えた。 これはお目当ての花ではなくて今盛りのニワトコの花だ。 更に行くと、行く手の山際にお目当ての花を付けたウワミズザクラの樹があった。 やっぱりもう咲き始めている! 近くに行って見上げると、未だ蕾が多いが中にはブラシのように開いた花穂も結構ある。 青空の下でこの花を眺めたい・・と思うのだが、この花、八重桜も終わって気が抜けたような時期に咲き始め1週間くらいで咲き終わってしまうので、うっかりすると見損なってしまうことがほんとに多い。 なんとか早く天気が良くなって欲しいもの!
今日、所用で出かけた車窓から、道路脇の雑木林にウワミズザクラが咲き出しているのが見えてびっくり。 用を終えて早速その花を探しに里山に行ってみた。 どんより曇った寒空の下に萌える里山の新緑を見ながら行くと、行く手に白い花が見えた。 これはお目当ての花ではなくて今盛りのニワトコの花だ。 更に行くと、行く手の山際にお目当ての花を付けたウワミズザクラの樹があった。 やっぱりもう咲き始めている! 近くに行って見上げると、未だ蕾が多いが中にはブラシのように開いた花穂も結構ある。 青空の下でこの花を眺めたい・・と思うのだが、この花、八重桜も終わって気が抜けたような時期に咲き始め1週間くらいで咲き終わってしまうので、うっかりすると見損なってしまうことがほんとに多い。 なんとか早く天気が良くなって欲しいもの!
2007年4月17日火曜日
オドリコソウが咲いた!
このところすっきりした良い天気になかなか恵まれない。 今日も朝から冷たい雨が降ったりやんだり、冬に逆戻りしたように寒かった。
見ると玄関の通路脇でミヤコワスレが未だ蕾のが多い中、幾つか咲き出しているのもある。
一緒に植わっているタツナミソウも丈を伸ばして蕾が見えるようになっていた。
裏庭の奥に茂り始めたオドリコソウを覗いてみると、どれも葉の脇に小さな蕾を付けている。 後どれくらいで咲き始めるかなあ・・と葉かき分けてみて驚いた。 もう花が開いているのがあったのだ! 今日は17日、こんな早い時期に咲き始めたかなあ・・・とびっくりするやら嬉しいやら。
見ると玄関の通路脇でミヤコワスレが未だ蕾のが多い中、幾つか咲き出しているのもある。
一緒に植わっているタツナミソウも丈を伸ばして蕾が見えるようになっていた。
裏庭の奥に茂り始めたオドリコソウを覗いてみると、どれも葉の脇に小さな蕾を付けている。 後どれくらいで咲き始めるかなあ・・と葉かき分けてみて驚いた。 もう花が開いているのがあったのだ! 今日は17日、こんな早い時期に咲き始めたかなあ・・・とびっくりするやら嬉しいやら。
2007年4月16日月曜日
ヒメウツギの開花
小雨が降ったり止んだり、一日どんよりした一日だった。
庭のアカヤシオはほとんど花が散って、小さな葉芽が覗き始めた。 その根元にはびこるシランも大きくなって既に幾つか花を付けている。 どれも今日の雨で又一段と成長を早めるに違いない。 小さな蕾を一杯付けていた鉢植えのヒメウツギが遂に数輪咲き始めている。 この鉢植えは奥方が何年か前に花屋で買ったのだが、ほったらかしなのに毎年見事に咲いている。
そういえば山に行ったとき、崖の岩肌に張り付くように咲くヒメウツギに幾度となく感動したことを思い出す。 だが我が家の鉢植えは山で見たのとはどことなく印象が違うので、又いつか本物と対面してみたい。
庭のアカヤシオはほとんど花が散って、小さな葉芽が覗き始めた。 その根元にはびこるシランも大きくなって既に幾つか花を付けている。 どれも今日の雨で又一段と成長を早めるに違いない。 小さな蕾を一杯付けていた鉢植えのヒメウツギが遂に数輪咲き始めている。 この鉢植えは奥方が何年か前に花屋で買ったのだが、ほったらかしなのに毎年見事に咲いている。
そういえば山に行ったとき、崖の岩肌に張り付くように咲くヒメウツギに幾度となく感動したことを思い出す。 だが我が家の鉢植えは山で見たのとはどことなく印象が違うので、又いつか本物と対面してみたい。
2007年4月15日日曜日
チゴユリが咲いていた!
この時期の庭は季節の進むのが驚くほど早い。
つい10日程前に筆の穂先のような可愛い芽を出していると思ったアマドコロ、今日見たらなんともう花を付けているのだ! 毎年のように繰り返される生命の営みだが、何度見てもこの成長の早さには驚いてしまう。
生命力の強いホウチャクソウもあちこちに芽吹きだし、そのうち間引きをしないと小さな庭を占領されちゃうなあ・・と思っていたのもつかの間、 見るとこちらも既に蕾を付けていたのだ! いつもこんなに一気に大きくなったっけ?・・・と不思議に思わずにはいられない。 裏の窓辺のシロヤマブキも芽吹いた若葉が可愛い・・と思ったのもつかの間で、今日見てみたら真っ白な花が咲いていた。
この時期はたったの1週間でも庭の様相がすっかり変る。 お陰で無精者を自認する自分でも退屈しないですむのはありがたい。
やっぱり今年は消えてしまったのかなあ・・と、花が殆ど散った椿の樹の下を覗いてみると、なんと何時の間にか小さなチゴユリが数本生えている! これはさすがに嬉しかった。 でも下向きの葉の陰の花を撮るのは一苦労。 ニリンソウに混じって生えている小さな蕾を付けていたイチリンソウが気になって、未だか未だかと待っていたのだが、今日見たらようやく花が開きかけていた。 明日には完全に開くかも・・・。
つい10日程前に筆の穂先のような可愛い芽を出していると思ったアマドコロ、今日見たらなんともう花を付けているのだ! 毎年のように繰り返される生命の営みだが、何度見てもこの成長の早さには驚いてしまう。
生命力の強いホウチャクソウもあちこちに芽吹きだし、そのうち間引きをしないと小さな庭を占領されちゃうなあ・・と思っていたのもつかの間、 見るとこちらも既に蕾を付けていたのだ! いつもこんなに一気に大きくなったっけ?・・・と不思議に思わずにはいられない。 裏の窓辺のシロヤマブキも芽吹いた若葉が可愛い・・と思ったのもつかの間で、今日見てみたら真っ白な花が咲いていた。
この時期はたったの1週間でも庭の様相がすっかり変る。 お陰で無精者を自認する自分でも退屈しないですむのはありがたい。
やっぱり今年は消えてしまったのかなあ・・と、花が殆ど散った椿の樹の下を覗いてみると、なんと何時の間にか小さなチゴユリが数本生えている! これはさすがに嬉しかった。 でも下向きの葉の陰の花を撮るのは一苦労。 ニリンソウに混じって生えている小さな蕾を付けていたイチリンソウが気になって、未だか未だかと待っていたのだが、今日見たらようやく花が開きかけていた。 明日には完全に開くかも・・・。