南房総の御宿で開催された昔の仕事仲間の同窓会を終えた帰り道、天気も良かったのでいすみ鉄道沿線の春の情景を撮りに寄り道してみた。
桜と菜の花が綺麗なこの時期の、のどかな田園の風景を撮るのが恒例になっているのだが、 今年は新たにゲットしたミラーレス一眼、X-T1での出来栄えがどんなものかも試してみたかった。
朝御宿の宿を出てから山を越え、大多喜方面に向かったのは良かったが、どこをどう間違えたのか細い山道に迷い込み、やがて出たのは逆方向の勝浦近く、 だいぶ遠回りしたが大多喜街道を逆戻りしていすみ鉄道の総元駅にやって来たのは9時近かかった。
早速カメラを取り出して駅のホームへ行くと・・・
桜や菜の花が綺麗な駅のホームの先端には既にカメラを構えた数人のカメラマン。 もう直ぐ列車が到着する時刻のようだ!
ふとホームの際を見ると、早くもナガミヒナゲシが咲いていてびっくり!
しばらくすると入ってくる列車が見えた!
菜の花色のいすみ鉄道の列車は人気があるのか、沿線のあちこちでレンズを向けるカメラマンの姿が多い。
列車と言っても一両だけのジーゼル車だ。
この駅から載せたのは一人だけ。 次の駅に向かうジーゼル車を見送るカメラマンの方が多かった。
しばし辺りの雰囲気に浸った後、次に向かったのは隣の東総元駅。
夷隅川の河岸段丘の上を走るいすみ鉄道。 桜の花が咲いてる辺りが東総元駅だ。
駅近くの線路脇は菜の花が綺麗だった。
夷隅川に面した土手も菜の花の黄色で染まっている!
駅手前数百メートルにわたってゆるやかなカーブを描く桜並木がなんとも綺麗! ここを走るジーゼル車を待ち構えるカメラマンも多かったのでしばらく様子を見ていたが、なかなか来そうにないのでそこを発つ。
そこから大多喜城は近かった。 何年か前に一度来たことがあるが桜の季節は初めてなので期待が膨らむ。
大多喜城下の駐車場に到着。
大多喜城への広い坂道を登る。
森の新緑が心地よい!
順路の矢印に従って行くと直ぐお城が目に入って来た。
前に来た時は入らなかったお城の中の博物館に入って見学。 天守の上からの眺望も楽しんだあとお城を一周。
やはり桜が咲いているから以前来た時とは印象が違う!
桜の花とお城のコントラストが心地よい!
腹が減って来たので写真を撮るのはこの位にして家路に就くことにした。
九十九里有料道路に向かう途中コンビニ弁当を買い、浜辺のパーキングで撮った写真を見返しながらの昼食休憩。 思った以上に忠実な色彩で撮れているので嬉しくなった。 今回のカメラ選びは正解だったようだ。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8 R LM OIS)