この日、10日前の様子から判断するとそろそろセンブリの花が咲き始める時期だから見に行こうと、家内と連れ立って町の総合公園下の里山を、休日で混み合う公園の駐車場を避けて田圃の方から訪れた。
総合公園のサッカー場の方から子供たちの歓声が聞こえる公園下の谷津田脇の里山は既に晩秋の佇まい。
斜面の手入れが出来なくなったのか、最近はお気に入りの里山が荒れ放題だなあ~と溜息。
だが畦道に咲くヨメナに思わず目が留まった!
この花は大のお気に入り。
草藪のあちこちにヤクシソウも咲いている!
この花も可愛いので鉢植えにして庭に置きたい位だが、繁殖力旺盛で狭い庭では無理だろう。
ツリガネニンジンも未だ咲き残っていた!
でも荒れた草藪ではせっかくの花も目立たない。
ヤクシソウをバックにしたノアザミ!
こうして眺めてみるとこの花も一段と綺麗!
真っ赤なガマズミの実だ!
草藪の中にちらっとサルトリイバラの実も見えた!
あっ アケビが生ってる!と家内。
我が家のアケビははびこりすぎて伐採したのは何年前か? その後あまり見てないので懐かしい。
草藪を楽しんでいると、やがてセンブリが咲く場所にやって来た。
*咲いてる咲いてる!・・と嬉しくなる。
*この花は不思議なことにあまり陽の当たらぬ山際が生息地。
薄暗い所に咲く背が低くて小さな花は、そこに咲くと知らなかったら見過ごしてしまいそうだ。
*辺りの草に紛れてしまう程小さい!
*でもこの凛とした姿が播磨の山村で育った子供の頃から好きだった。
目を凝らして探してみると結構あちこちに咲いていた!
カメラ:X-T2、レンズ: XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR
*印 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro