今日は一日南風が強かった。 乾燥した北総台地は土煙が上がり、東の空は茶色に染まってしまった。
この暖かい強風に、今盛りのコブシやハクモクレンが散ってしまい、代わって桜の花が一気に満開になってしまったのだ。
この強風の吹きすさぶ中所用があって成田市に出かけたついでに又宗吾霊堂に行ってみた。
昨日は2~3分咲きだった駐車場の周囲の桜は一気に満開になっていた。
宗吾霊堂の境内には多くの桜の樹が植えられているが、山門前から眺めて見るとどれも見事に咲いている。
山門を入ると見事に花を付けた本殿前の大きな桜が目に入った。 幹の直径が7-80cmはありそうな老木だった。
その老木の下に行って見上げてみると、花をビッシリ付けた枝先が大きな本堂の屋根にとどかんばかりであった。