今日は昔の仕事仲間と昼飯を食う約束になっていたが、天気が回復して来たので早めに家を出て何年ぶりかで隣町にある戦国時代に千葉氏一族が守った師戸城址に立ち寄ってみることにした。この一角にある梅林やサンシュユの林を一目見たかったのだ。
西印旛沼湖畔の小高い丘の上にある城跡は桜の花の時期は花見客で賑わうが、普段はいたって静か。
城跡は公園になっていて、ベンチが新しくなっていた。
今は印旛沼公園として整備されてはいるが、城跡の遺構が比較的良く残っているので歴史好きには興味深い場所。
梅林にやってきた。ここの梅林はあっけないほどさっぱりしていて、どうにも写真が撮りにくい。
比較的咲きそろった樹を撮ってみた。
今度は青空をバックに咲いてる花を探して撮ってみた。
花を探して梅林の中を歩き回っていたら陽光に透けるこの白梅が目に留まった。
梅林を後に今度はサンシュユの林に向かう途中、藪椿の蜜を吸うこのメジロに出会ってしばし眺めていた。
空堀跡を覗きながらサンシュユの林がある広場にやってきた。
さっそくサンシュユの樹を見上げて見ると、黄色い蕾が無数に付いていた。何年か前に来たときは2-3mだったこの樹、今では4-5mにもなっている!
この花が咲きだすと、いよいよ春本番が始まる!・・と実感する。
この城跡は対岸の佐倉市臼井にあった臼井城の支城として重要な拠点だったようで、上杉謙信の臼井攻めをここでよく防いだことがこの碑文に書いてある。
ちょうどこの対岸が臼井城があった場所、昔は舟で行き来しかなかったのだからどんな戦が展開したのか知りたくなる。