2008年11月6日木曜日
鳥撮り、空振り三振!
今朝、窓を開けたら眩しい朝日が飛び込んできた。 やや南東に向いている我が家に朝日が射し込むということは間違いなく冬が近づいているのだ!
眩いばかりの空に目をやると、家の前の電線に小鳥が並んでいる。
急いでカメラを取り出して覗いた姿は黒いシルエットだけ、模様が見えなくてなんだかわからない。 スズメかも・・・と思いながら目一杯+露出補正で撮った写真を見たらなんとこの鳥は「カワラヒワ」だった!
今日は奥方の定期検診日、カワラヒワの集団が現れたからには待ち時間を利用して北印旛沼近くに行けば冬鳥が撮れそうだ!・・と早速400mmズームとカメラをリュックに詰め込んだ。
北印旛沼の南端の芦原にやって来て辺りを見回す。 ぽかぽかと秋の陽光が注ぐのどかな湖岸には鳥の声一つしていない。
もう少し南に移動して二つの沼を結ぶ中央水路に行ってみた。
波一つ無い鏡のような水路にも小鳥の気配は全くない!
鳥たちはこの時期餌の多い里のほうに行っているのだろうか・・・。 もう少し人家に近い場所に行ってみようと沼に注ぎ込む支流を遡ってみた。
ススキやセイタカアワダチソウの花に彩られた小さな流れが何処と無く懐かしい雰囲気だ。
ふと耳を澄ますと、なにやら小鳥のさえずりが聞こえてきた。
かなりの数の声がするので目を凝らすと、草むらにいたのはスズメの大群だった。 今日はスズメが撮りたかったわけじゃなかったが早速望遠レンズを着けたカメラを取り出して撮ってみたのがこの写真。
冬鳥を撮りたくてカメラを振り回したのに見事に空振り三振の一日だった。