2008年9月21日日曜日

予定どおりヒガンバナが咲いた!

昨日の明け方、台風13号は房総沖を通過して行った。 台風一過の爽やかな秋空になるのかと思いきや、一向に青空が現れずがっくり。  今朝も又雨が降り出したりして冴えない天気だったが、雨が上がって幾分明るくなったのを見計らって家族で出かけた近くのお墓の周辺で予定通り咲き出したヒガンバナを発見。
この花を撮りたくなってお墓から戻って直ぐに里山に繰り出すと、未だ咲き出したばかりの初々しいヒガンバナに行く先々で出会うことが出来た。
野山を転げまわって遊んでいた子供の頃から馴染み深いこの花、毎年この時期になるとどうしても見たくなる。
お墓の周りに咲いているこの花を見かけることが多いせいか気味悪がる人もいるようだが、田舎ではこの時期の田園を飾る貴重な花、秋の到来を告げるこの花に出会と嬉しくてたまらない。
夏草の中にこの花特有の赤い色を見つけると、すぐさま飛んで行って見たくなる。
ヒガンバナを巡って里山の縁を歩いていたら側らの藪に絡まるツルニンジンの花に出会った。 いわゆる「ジイソブ」という奴だが、この花にここで出会ったのは久しぶり!

ツリフネソウも咲いてた!

ヒガンバナを見ていたとき、ふとツリフネソウが咲く時期だったことを思い出した。 この花が群生する耕作放棄田は直ぐ近くなので早速行ってみると、
咲いてる咲いてる! 行く手の農道脇の草むらにピンクの花が一杯咲いている!
近くに行ってみるともう既に最盛期を迎えているようだ!
ツリフネソウは気温の変化に敏感な花のようで、一足先に秋が来る1000m近い山では8月初めには咲き始める。 今年は猛暑で咲くのが遅れるかと思っていたが、8月半ば頃から気温が下がったこともあってか、ここのツリフネソウも例年通りに開花したようだ。 それにしても見事に咲いたもんだ!
この花に初めて出会ったのは今から40年近く前の奥多摩の沢筋。 その時の印象は「随分変わった花だなあ・・」というものだったが、高い山の無い北総でこの花に出会った時はほんとに驚くとともに大感激したことを思い出す。 この花とも随分長い付き合いだなあ・・・。