今日は連休最後の日曜日だ。 そういえば山藤がそろそろ見ごろを迎えているころかも・・と思い出す。 そう思うと印旛松虫の山藤をすぐにも見たくなり、朝食の後片付けもそこそこに飛び出した。
松虫寺の入り口の巨大なスダジイの樹に、今年も見事な山藤が懸っていた!
近くで見るとほんとに凄い!
三叉路を松虫寺に向かって行きながら振り返って見上げると、大きなスダジイの樹の梢にフジの花がなんとも綺麗に咲いていてる。
今度は松虫寺の門前から畑に出て眺めてみたのがこの写真。
近くに行って見上げる。 未だ咲き始めて間もない感じ、この花まだまだ長くなりそうだ。
ふとこの時期松虫寺のカヤノキに寄生して咲いているカヤランのことを思いだし、探して見ると比較的低いところで咲いていた。
次はなんじゃもんじゃを見に行こう・・と下総松崎を目指して行く途中、既に田植えが終わっている印旛沼干拓田の畔にナガミヒナゲシが咲いていた。
早苗の並んだ広大な田圃を見ると何かほっとするような懐かしい気分になるから不思議だ。
日本人は田圃を見ると「母なる大地」に感動する遺伝子があるのかも・・・。
下総松崎のなんじゃもんじゃの花がまぶしい家にやってきた! 毎年見に来ているが今年も見事に咲いている!
何年もの間何の花だろう?・・と分からなかったこの花がなんじゃもんじゃだと分かったのは12年前にこの家のおばあさんの話を聞くことが出来たからだ。 神宮の森のなんじゃもんじゃの樹の種を育てる会が全国規模に広がって、この家では7本の大木になっている。
まさか田圃の中の一軒家にヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの本名)の花が咲いているとは想像もつかなかったが・・・
このように雪を被ったように真っ白になっているのもこの時期の風物詩になっている!
なんじゃもんじゃを楽しんでの帰り際、ふと立ち寄った里山の縁の草むらでこのゲンノショウコのような花に気が付いた。 久しぶりに出会った北米原産の帰化植物、アメリカフウロだ!
里山の縁ではこのホタルカズラが真っ盛り!
田圃の際で今度はコバンソウに出会った。明治時代に観賞用に輸入されたヨーロッパ原産のイネ科の植物だが、今ではすっかり野生化しているので時折出会うことがあるちょっと変わった風貌の草だ。