今日は一転、北の高気圧に覆われて抜けるような青空が広がった! その上初夏とは思えないようなクールな風が心地よい。 こんな天気なら里山散策にうってつけ・・・とばかり、昨日様子を見に行った里山に飛び出した。
青い空を見上げながら山際を歩いていると、高台に咲くハルジオンが陽光に輝いていた。 こんな雑草もこうして見るとほんとに綺麗だ!
昨日咲いているのを確認したエゴノキを探す。 枝の下にたわわに咲いたこの花、風に大きく揺れてもう地面に白く散り始めているから地面を見ていれば直ぐに見つかるのだ。
歩いているうちに里山のあちこちでこの花が見つかった。
入り組んだ谷津田の縁ではガマズミも場所によっては咲いている! いつも思うのだが、植物はとうやって季節を知るのだろう・・・と不思議でたまらない。
先日咲いていたハンショウヅルが気になってその場所に行ってみると、心配したとおり跡形も無くなっていた。 こんな散歩コースに咲いたことが不運だったのか・・・、無粋な人間が情けない。
山際の藪に咲く白い花が目に入る。 おや・・・と覗き込むとそれはテイカカズラだった。 この花ももう咲く季節だったか! 佐倉城址公園の古木に絡んで咲くこの花を見たくなった。
この前もう直ぐ咲きそうな蕾を付けていたミツバウツギは・・・と見てみると、なんともう実を付けている! こんなに早かったか・・・と驚く。
卯月に咲くので卯の花というウツギもこの時期あちこちで咲き出していた。 この辺りの里山にはこの樹がほんとに多い。 畑の脇でもよく見かける・・・ということは昔はこれを何かに利用していたのだろうか? そこで調べてみたら、刈り込みにも強いこの樹は畑の境界木としても植えられていたのだという。