今日も一日お日様は雲の中。 今年の春はほんとに曇りの日が多い。 ちなみに3月中旬から4月中旬の日照時間を調べたところ、天候不順だった去年よりも更に12%も少ないのだ。
それでも庭の植物はどんどん育って行く。
あの松葉のようなヤシオツツジの若葉が5cmくらいに伸びたと思ったら、もう既に巻き込んだ葉を大きく広げていた。
白い蕾をぶら下げていたアマドコロは・・と見てみると、こちらも花が開いている。
家の壁際に植えてあるツツジのアケボノも咲き出して、庭は確実に世代交代が始まっている。
後は何が咲くのだろうか・・・と考えても思い浮かばない。
カメラを向けるものが無くなると寂しくなるなあ・・と見回していたら、足元に花を付けた小さな草が目に入った。
おっ、これはマツバウンランだ! と覗き込む。 長く伸びた細い茎の先に小さな花を付けているのだ。
外来種のこの雑草、昔は全く見かけなかったが数年前から次第に勢力範囲を広げているようだ。 それにしても小さい! どれくらいの大きさだろうとノギスを持ち出して計ってみたら茎の直径が0.8mm、花の大きさが5.3mm、 こんな華奢な草なのに繁殖力は物凄いのだ!