今日は真夏のような陽気、こう暑くては歩く気にもならず車で佐倉城址公園の草花を見てこようと、このところの乾燥した日が続いて花見客の車が凄い土ぼこりを上げる自由広場にやって来た。
夏のような陽気に吹雪のように散り始めた公園の桜の下では花見の宴の準備も始まっていた。
桜林を通り抜けた突き当りの空堀の脇に、シャガが咲いているのが目に入った。 今年初めて出会ったシャガだ。
園内の遊歩道脇の草むらに群生しているオドリコソウを覗いてみると、中には既に花を付けているのも結構ある。 例年4月半ばを過ぎた頃に出会うことが多いのに今年は随分早いような気がするのだが・・・。
オドリコソウを見ていたら目の前に蝶がやって来た。 この蝶はアカタテハ、翅の痛み具合から冬越しした蝶のようだ。
あちこちにこのムラサキケマンも既に背丈を伸ばして咲いていた。
菖蒲田の谷に下りて行くと、ニリンソウが群れて咲いていた。 ここのニリンソウ、年々勢力範囲を広げているのか、以前より大きな群落になっていて嬉しい限り。
菖蒲田脇の草原が何やら小さな花の紫色で染まっていた。 何だろうとしゃがんで覗き込むと、それはムラサキサギゴケの花だ!
こんなに群れているのを見たのは初めてだ!・・と辺りを見回して感嘆。 黄色い花はヘビイチゴ。