昨日は曇りがちの天気だったが今日は又秋晴れが戻ってきた。
この時期、幾分街路樹の銀杏も黄色未がかってきてはいるが未だ本格的な秋の色ではない。 何か秋を感じさせるものはないかなあ・・・と思案していたら成東の湿原のことを思い出した。 調べたらちょうどリンドウやウメバチソウの季節と分かり早速出かけることにした。
天然記念物の「成東食虫植物群落地」に着くと、湿原はヤマラキョウの薄紫色に染まっていた。
ヤマラッキョウというのは何科の植物だったかなあ・・と調べてみると、これが何とユリ科のネギ属だという。 この花がユリ科とは想像もつかなかったのでびっくり!
湿原を巡る木道から見えるのはヤマラッキョウの花ばかり・・・と思ったらそんな中にリンドウの花が咲いていた。 よく見ると枯れ草の中のあちこちに咲いている。 嬉しくなって手当たり次第にシャッターを押してしまった。
ウメバチソウは?・・と木道を行くと、やがて右や左にその可愛い花が現れてきた。 昔山で出合った懐かしい花にこんな平地で会えることを知ってからは毎年のように会いに来る。
今年も会えてほんとに良かった。
薄紫のヤマラッキョウの群れの中に白い花が見えた。 何だろう?と見てみると、それは白花のヤマラッキョウだった。