今年は秋が早いからそろそろキツリフネも咲き出しているかも・・・と思い出し、町外れの群落地を訪れた。 この場所は去年10月に初めてその存在を知った場所。
線路際の坂道から耕作放棄の谷津田を覗くと、このサクラタデの大群落が目に入る。 そう言えばここはこの花が群落する貴重な場所だったことを思い出す。
最近の田圃の畦道は除草剤の影響でこの可愛いサクラタデの花に出会うことも無くなったが、この耕作放棄田ではのびのびと育っている。
見るとこのようにツリフネソウも綺麗に咲いていた。 ここは山際の湿地の為だろうか、湿地を好む植物にうってつけの環境のようだ。
こんなサクラタデとツリフネソウの競演もなかなか見事! こんな情景は滅多に見られるもんじゃない!
やっぱりキツリフネも咲いていた! 去年初めて見たときも驚いたが、こんな北総の地でキツリフネが咲いているなんて信じ難い光景だ!
未だツリフネソウやサクラタデには及ばないが、湿地の一部はこのように群落になりだした。
見るとこのミゾソバの小さな花も混じって咲いていた。 でもミゾソバはここでは少数派。
背後で電車の轟音! 振り返るとススキをそよがせて京成電鉄の上り電車が通過している所だった。