2019年7月18日木曜日

房総風土記の丘のヤマユリ!

昨日も夕方は薄日が差していたのに今朝は道路が雨に濡れていた。 
まさかこんなに梅雨空が続いて本格的な夏の暑さがやって来ないとは思ってもいなかった。
そう言えば去年の今頃は厳しい暑さが続く中、網膜剥離の手術で冷房の効いた病室のベッドで寝ていて猛暑の夏を体感出来ずじまいだったが、やっぱり夏は暑くなくては始まらない。

房総風土記の丘のヤマユリも見頃になっているはずだから蒸し暑い上にあやしい雲行きながら、止んでいるうちに行って見て来ることにした。

森の中で最初に目に入ったのはこの紫陽花
緑濃い森の中にこの花の色が映えていた。

未だ綺麗に咲いている紫陽花

これはフジバカマ?!
図鑑には8月からと出ているが、もう咲いている!

次に出会ったのはこのアキノタムラソウ
この花はこの時期に咲いていても不思議ではない。

ウツボグサが未だ咲いている!
カンカン照りにならないお陰か、未だあちこちで咲き続けている。

雨に濡れた草をかき分け歩いていてヤマユリに対面!

10輪もの花をつけたこのヤマユリにも出逢った!
これは凄い!

古墳群のある草原に咲くヤマユリ!

これは古墳の裾の木陰に咲くヤマユリ!

この時期、他に花も無いので良く目立つ!

これは古墳の頂上で咲いているヤマユリ!

昔は我が家周辺の里山でもこの花をよく見かけたのに最近は滅多に見ることがなくなった。 
山野草の中ではこの花の大きさは際立っていて、なんでこんな大きな花を咲かせねばならぬのか不思議。
小さな花なら山の猿に食べられたり、盗掘されたりすることも少なかろうに・・・。
カメラ:X-T2、レンズ: XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR

2019年7月15日月曜日

昨日の夕方は薄日も差して梅雨明けを期待させたが海の日の今日、15日も又曇り。 
時折霧雨が降る始末で長期予報を見てもここしばらく梅雨空が続くとあってうんざりしてしまう。
それでも今朝は幾分空が明るく雨が未だ降っていなかったこともあり、たまには気晴らしをしないと滅入ってしまいそう・・・と、傘も厭わず川村美術館の森のヤマユリでも見て来よう!・・と意を決して行って来ることにした。

これは川村美術館の自然散策路入り口に咲いていたキキョウ
もうこの花の季節になっていたのか!・・とちょっと感激。

ノウゼンカズラも真夏を待ちきれずに咲いている!
長雨に閉じ籠められっぱなしのせいか、いつもなら街中でよく見かけるこの花も新鮮に見えて嬉しくなる。

美術館前の池の縁、合歓の大木の根元にコブハクチョウの親子の姿があった!

合歓の大木は花盛り!
今年初めて出会った好きな花、アップで見たかったが望遠レンズを持ってこなかった。

園内の里山に咲いていたヤマユリ

どの花も重そうに首を垂れている!

ヤマユリの白い大きな花が薄暗い森の中に咲く姿は幻想的である!

こんな真っ白な萩にも久しぶりに遭遇!
我が家の庭の赤いナツハギを見慣れているので新鮮に見える!

森を抜けてやって来た芝生広場でこのネジバナに出逢った!
庭の鉢植えのはもう終わってしまったが、合歓の花の時期はこの花も楽しめるのだ。

大賀蓮の蓮田近くで出逢ったギボウシの花。
以前は庭でも咲いていたが、何だか久しぶりに出逢ったような気がして懐かしい。

蓮田は未だ大賀蓮が咲いていた!

天気が悪いせいか、もう11時を過ぎているのに未だ咲いたばかりのような花もある。

こんな可愛い蕾もある!

池の縁にミソハギが咲いていた!

ノカンゾウの花も咲いてる!

蓮田の隣の池に咲く睡蓮

暑い真夏が似合うこのヤブカンゾウも咲いている!

雨が止んでるので散歩をする人も増えてきた!

河骨の花だ!
久しぶりに見る花に歓声!

盛りは過ぎているが遊歩道脇の紫陽花も未だ綺麗!

最後にもう一度覗いた池に、さっき樹の下にいたコブハクチョウの親子連れの姿があった!
今年5月5日に17年ぶりに生まれたという2羽のうちの一羽、親に見守られてすくすく育っているようだ。
もう一羽についてここのホームページによると、カラスなどの襲撃を親が必死に防いでいる姿が目撃されていたそうだが、残念ながら3日後には見えなくなってしまったという。

長引く梅雨に閉じ込められているうちに、季節は容赦なく通り過ぎて行く。暑くても良いから早く梅雨明けしてほしい・・・なんて暑さに弱いくせに願ってしまう。
カメラ:X-T2、レンズ: XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR

2019年7月5日金曜日

梅雨空の庭の花!

遂に7月に突入したが本格的な梅雨空が続いていている。
昨年の西日本大水害の影響が未だ残る中、鹿児島の梅雨前線がもたらす集中豪雨の状況や、つい先日発生した地震で地盤が緩んだ新潟県北部も気になるところ。
新潟の珪藻土の山を持つ友人に見舞いの電話を入れた時、「地震も怖かったが、これから山に降る大雨の災害対策が大変!」と心配そうに語っていた。

自然災害の多いのは我が国の宿命だが、遠い昔から苦難に耐え克服してきた遺伝子があるとは言え、いつ何時起こるかしれない過酷な試練に立ち向かう覚悟は常に必要だなあ・・・等と思いながら、既にドクダミの花も終わって寂しくなった庭を眺めていたら、この時期意外としぶとく咲いている花もあることに気付き、記念に撮っておくことにした!

窓辺で一年中咲いている感じのこの深紅のゼラニウムは元気そのもの!

これはベゴニア
この花も何だか一年中咲いているような気がする。

このピンクがかったべゴニアも庭の常連だ。

ホタルブクロが未だ咲いている!
この花は純白ではなく自然交配なのか少し赤い色が混じっている。

ヤマユリの蕾が大きくなっている!
この花が咲いていた親父の命日辺りには咲きそうだ!

なんだか知らぬが片隅でアルストロメリアが又咲いている!

一斉に咲きだしていたモナルダは花も傷んでさすがにもう終盤になって来た!

庭のあちこちはびこって今真っ盛りなのはこのハンゲショウだ!

ミニバラも雨に濡れながらも咲いている!

吊り鉢に設えたストレプトカーパス サクソルムが真っ盛り!
この花々を綺麗に撮るには絞り込みたいところだが、雑然とした辺りの様子が写り込まぬように絞り開放で撮らざるを得ないので結構難しい。

雑草のヒルザキツキミソウも未だしぶとく咲いている。

赤いホタルブクロも未だ咲いている!
雑草は生命力に溢れ、環境変化にも強くてほんとに元気だ!

カメラ:X-T2、レンズ: XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro