先日、Windows7に関する記事を読んでいたら、その便利な使い方の一つに簡単にモニタを2台並べて使うことが出来ると出ていた。
株取引のデイトレーダーで無くても、画像編集やブログ作成の時に資料を参照しなが作業出来るので、ファイルを開いたり閉じたりして何処まで処理したか分からなくなる心配がないから便利かも・・・と思っていたが、ふと予備として保管していた昔の邪魔なディスクトップPCを処分した時,液晶モニタだけ残してあったことを思い出した。 この眠っているモニタを活用出来ないかなあ・・・と早速ネットで調べてみることにした。
とは言っても使っているのはWindows XPだからそうは行かないかも・・と思いながらもいろいろ読んでみると、使っているPCにグラフィックボードを買って増設すればWindows XPでも出来そうである。 でもボードと言ってもいろいろあるし金は掛かる。そして何よりボードの設置作業が面倒なので躊躇しつつ更に調べていたら、最近のPCのグラフィックボードにはアナログ出力とディジタル出力の二つが標準で付いていることが多いとの情報を得た。
そこで今使っているPCの裏側を覗いてみると、確かに現在モニタを繋げているコネクター以外にもう一つコネクターが空いていた。 PCのマニュアルを探し出して見てみると、デジタル端子(DVI-I 29ピン)とアナログ端子(D-Sub15ピン)両方の接続に対応していることが分かった。
どうしてアナログとデジタルの出力があるのかよく分からぬが、今使っているモニタは訳も分からずアナログ端子に繋いで使っていた。 それならもう一台のモニタをデジタル端子に繋げば良いのかも・・・とモニタの入力端子を確認すると、これにはピン数の少ないアナログ端子しか付いてない。 今使っている方はどうかと覗いてみると、こちらには使っていないデジタル用の端子が付いてる。 それにしても、モニタにもデジタル端子とアナログ端子が付いていたり、片方だけだったりすることがあるとは知らなかった。
それはともかく、それならば・・と、眠っていた方をアナログ端子へ繋ぎ、今使っている方をデジタル端子に繋ぎ換えてみた。
そしてディスクトップの画面をクリックしてこの画像のプロパティーを開き・・・
次に設定タブを開いたら、そこには二つのモニタが表示されていた! このモニタの解像度や主従関係を設定すれば良さそうだ。
これはモニタを追加する前の画面。
モニタを追加しただけでは何も変わっていなかったが、画像のプロパティーの設定をすると、追加したモニタが起動してブルーになった!
この状態で画面をコピー(PrtScnキーにて画面の画像抽出)したのがこの写真、まるで超ワイド画面のようになっている!
試しにガジェットをドラッグしてみたらそのまま追加したモニタの右端まで移動してしまった! でも何これ! 画面の色が右と左で全然違うじゃん! モニタの色調整しなけりゃ駄目だが、基本的には同じメーカーの同じ機種にしないと色が合わないのは仕方ないのかも・・・。 でもまいいか!
画面をコピー(PrtScnキーにて画面の画像抽出)すると、あたかも一つの横長モニターのように見える!
こんな具合に一方のファイルを右にドラグして左右別々に開いてみるとなかなか便利に使えそうだ!