2007年4月28日土曜日

山の遅い春

昨日山荘に到着して部屋に入ると、仕掛けておいた「ネズミホイホイ」にカヤネズミが6匹も掛かっていた。 この鼠、体長5cmくらいしかないのでちょっとの隙間から入り込む。 何処から入ったのか部屋の中を調べたら、長押の中の壁に隙間があることが分かり、今日は隙間を埋める材木を買いに行った。 昨日の快晴が嘘のように曇ってうすら寒い。
材木を買って帰る途中鬼怒川公園に寄り道してみると、
未だ桜の花が綺麗に咲いている! 今年は例年に無く春が遅れているようだ。





桜を眺めて戻りかけたとき空が明るくなってきた。 昨日と違って寒いくらいの陽気だが歩くにはちょうど良さそうと、ついでに龍王峡を歩いてくることにした。
新緑の龍王峡の周囲の山肌には山桜のピンクも見える。
萌え出たばかりの黄緑の林の中を谷に下り、虹見橋の上に立つ。 何とも言えず清々しい空気に満ちている。
この時期としては珍しく、峡谷沿いの林の中には未だヤシオツツジの花が残っているのもある。 ヤマツツジすら未だ蕾が多い中、やっと咲き始めたこの花にに対面。
心地よい新緑に浸りながら歩いていたら、4月始めに来ないと会えないなあ・・と諦めていたショウジョウバカマに出会ったのだ! これにはさすがに驚いた。