今朝は昨日の時ならぬ大雨も上がって良い天気!
何だか真冬とは思えない位暖かいので野鳥探索がてら湖畔を散歩するにはうってつけ・・・とばかり、隣町の西印旛沼に行ってみることにした。
鹿島川右岸の駐車場に車を停め岸辺に行ってみると、遊覧船用なのか水上スポーツ用なのか分からぬ真新しい桟橋!
この桟橋、いつの間に出来たんだろう?・・と思いながら見渡してみると、
西方向、2km先の船戸大橋の方まで鏡のように静まり返った広大な湖には水鳥の姿は何処にも見えなかった。
1㎞先の北岸、「印旛沼公園」がある印西市師戸地区の方を見渡してみても水鳥の姿が無いので不思議な気分。
ともかく岸辺の芦原に目を凝らしながら散歩を開始すると、
何やら飛び交う気配を感じ目を凝らすと、確かに小鳥がいることに気が付いた。
しばらく様子を伺っていたら、姿を現したのは何とこのウグイスだった!
声はすれども姿は見せず!・・の言葉通り、滅多に見ることの無いウグイス、最後に撮ったのは何時だったか調べたら、我が家の庭で撮った10年前が最後だった。
対岸まで1Kメートルの湖面の大きな波紋が綺麗!・・と、35mm換算の焦点距離200mmで撮ってみた写真。
その湖面を眺めていたらたら7~800メートル彼方の水面を動く白い点が見えたので35mm換算の焦点距離1,200mmにズームアップしてみたら、
泳いでいたのはユリカモメ?・・と思われるカモメ。
何でカモメが此処に?・・と図鑑を見てみたら、このカモメは湖にも現れるとのことだった。
芦原でしばしば見かけたのはこのシジュウカラ!
眺めていると入れ代わり立ち代わりに数羽でやって来ては飛んで行った。
これは何だ? ホオジロにしては小さいし、カシラダカかな?と期待が高まる!
ファインダーで追っていたら、やがてモヒカン刈りの頭が見えた! これは間違いなくカシラダカだ!
この鳥も随分久しぶりだ。調べたらこれは何と12年ぶりになるようだ。
湖の背後、山側に目を向けた時、30メートル位先の電線に見つけたのはお馴染みのモズ。
一心に何かを狙っているのを撮った瞬間、
獲物めがけて一気に急降下して行った!
約2kmの散歩を終えて湖を眺めたら、岸から150メートル位の所にマガモのペアが姿を現した。
結局、今日この湖で見た水鳥は、さっきのカモメと、このカモのペアだけだった!
この時期、こんなに暖かくて静かで穏やかな湖も珍しい。
(カメラ : X-T2)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR + XF2X TC WR)