天気予報で今日は暖かくなるとは言っていたが、朝からどんより曇り空。 ほんとに暖かくなんるのかなあ・・と半信半疑でいたのだが、午前十時を過ぎるころになるとようやくお日様が顔を出し始めた。
こうはしていられない!とばかり田園散策に繰り出してみると、上着が要らぬくらいの暖かさ。
農家の前ではお日様を一杯に受けた福寿草が眩しいばかりに輝いていた。
暖かい日差しを受けて山際の小径を行くと、花を一杯にひろげたフキノトウに出会った。
初めて出会ったのにもうこんなに開いているとは・・とちょっとびっくり!
もう春の草花もだいぶ咲きそろってきたようだ。 とりわけ南向きの山際の道端はもうすっかり春爛漫。
ホトケノザがオオイヌノフグリを従えて誇らしげに咲いている。
この小径では、ヒメオドリコソウもオオイヌノフグリやハコベを従えてあちこちに咲き出していた。
もう1時間近く歩いたろうか、額や背中が汗ばんできた。 どうしてこんなに極端に気温が変わってしまうんだろう、もうすこしゆっくりして欲しいなあ・・・などと勝手なことを思ってしまう。
ふと農道の行く手に目をやると、道端の土手がなんとなくブルーに見える。 あれはもしかしてオオイヌノフグリでは!・・・と路を急いで行ってみると、
間違いなくオオイヌノフグリの大群落だった。
これは凄い! これだけ群れてるのは初めてだ!・・としばしその光景に見とれてしまった。