いつか利根川のハゼの様子を見に行こうと思っていた。 昨日は久しぶりに涼しくなると言っていたのでちょうど良い機会かと思っていたが午前中は雨が降って諦めた。
今朝起きると空は曇りで気温もあまり暑くなく、この程度ならなんとか試し釣りは出来そうだ・・と急ぎ支度をして8時半過ぎに家を出た。
八街市、芝山町、多古町、匝瑳市を抜けて東庄町に入ると、そこではもう既に稲刈りが始まっていた。
利根川近くのお馴染みの釣具店に寄って餌を買いがてら様子を聞くと、ハゼはボチボチ、セイゴも出てるとのことだった。
ここ数年釣りにはご無沙汰しているので様子が変わっていないか心配しつつ何時もの釣り場に行ってみると、途中芦がかなり茂って狭くはなっていたが水辺の辺りは釣りには支障無さそう。
10時半、潮が上げ始めたところで早速仕掛けを投入してアタリを待つ。
しばらくして最初のアタリ。 ハゼが掛かってはいたが根掛かりで取り逃がす。
やがて頻繁に強いアタリが出だして、セイゴが次々に上がる。 ハゼはというと思い出したように釣れる程度。 ここでセイゴを釣ったのは始めて。 最初はいつものように鮒かニゴイではないかと思ったのだが、セイゴがこんなに釣れるとは思わなかった。
昼頃から青空が広がり暑くなったが、川面を渡る風が涼しくて大助かり。 結局3時に終えてみると、セイゴ26尾にハゼ17尾の好釣果だった。
帰り際、土手の上から対岸の鹿島のコンビナートが良く見えた。
川下に目をやると、銚子方面は遥かに霞んでいた。