2019年5月11日土曜日

庭のカラーも遂に開花!

良い香りを放つニオイバンマツリの紫の花が咲き出しているのに先月下旬ごろ気が付いていたが、この日改めて眺めてみたらもう樹全体に花が付いていて、最初に咲いた花は既に白く変わっていてびっくり!
見回してみると他にも幾つか咲き出していたので記録に残しておくことにした。

これがブラジル・アルゼンチン原産のニオイバンマツリ
お日様が出ると一段と濃厚な香りが部屋の中まで漂い始める。

ヒオウギも遂に咲き出していた!
この花の色を見ると元気が出るような気がして大のお気に入り!

この時期、里山でよく見かけるホタルカズラに似た花も先月末辺りから咲いている! 
これは園芸種らしいが季節を感じさせる花の一つ、里山散歩に行きたくなる。

カラーも遂に咲き出した! 
大きいわりに可憐なこの花、ミズバショウと同じサトイモ科だが、肝心の里芋の黄色い花は滅多に咲くことが無いようで、未だ実物を見たことが無い。

これもだいぶ前に咲き出したアヤメ
この花はもうそろそろ終盤に近い。

これはヨーロッパ、北アフリカ原産のシーラー ペルビアナ! 
和名オオツルボというらしいが、この神秘的な青い色がたまらなく魅力的! 
カメラ:X-T2、レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

時代と共に変貌する里山!

一昨日、房総風土記の丘でキンランが見事に咲いていたのを見て、初めてその花に出逢った妙楽寺の裏山に行ってみたくなり、気温がかなり上げって暑くなったが思い切って昔歩いた散歩コースに行ってみることにした。

40年位前にこの町に越して来た当初、四季折々の田圃や里山や小川の田園風景が懐かしい往復3km程度のこの散歩コースを楽しんだが、気が付いたらもう何年も歩いていない。

昔の懐かしい風景を思い浮かべながら町外れの中川を渡って田圃の中の農道に出て驚いた!

なんと、この道の突き当りにあった里山が無くなって、新しい家が建っているでは!
里山の陰で見えなかった裏の方の家が見えるようになってしまったが、いつの間に山を削ったのか全く知らなかった!

考えてみたらもう5年ぶりどころではない位久しぶり、でも辺りの田圃の風景だけは変わっていないのでほっとする。

水が張ってある田圃の上に飛んで来た大きな鳥はアオサギのようだ!

削られた山の際から里山に入ると、綺麗なヤマツツジが出迎えてくれた!

だいぶ暑くなって汗をかきながらやって来た山の上、昔あった古い御堂が無くなっていてびっくり!

台風かなんかで倒壊してしまったのか?
御堂跡を示す石碑だけが新しい!

登って来る参道も未だそのまま残っている!

昔キンランを見つけた境内の森は切り開かれ、もうキンランが生育する環境では無くなっていた。
まさかこんなことになっていたとは想定外!

こんな田舎でもというか田舎故、時代の変化は避けられないのだ・・・と思いながら山を下っていたら、この赤い実を見つけた。
今頃の赤い実はウグイスカグラに違いない。

再び田圃の縁に出た帰り道、鳥が何か啄んでいるのが見えた。
シギの仲間かな?・・と撮ってみて、PCで拡大してみたらなんとムクドリ
まさかこの鳥が水の中で食事とは驚いた!

こちらの大きな鳥はカルガモだ!

幾度となく振り返って、凄いことになったもんだ!・・と眺めてみたが、手前の山が削られて向こうの山のもこもこしたスダジイが見えるのも不思議な感じ!
平成が令和に代わったとは言え、今日は何から何まで呆気にとられる散歩であった。

カメラ:X-T2、レンズ:XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR