天気予報が今週一杯ぐずついた天気と言っている。 この季節は天気が変わりやすいのは仕方ないが、曇りや雨がずーっと続いてはかなわないなあ・・・等と天気をうらめしく思ってしまう。
この空では今日も気分良く歩くことは出来そうもないので、先日(4月8日)撮りためた里山の記録を残すことにする。
里山の春はキブシの花房が最初に知らせてくれる。
先月中旬、冬枯れの里山に萌黄色の咲き出したばがりのキブシに出会って感激したのもつかの間、今は花房全体が満開になっている。
満開の花を咲かせた桜の樹が点在する里山の雑木林は、未だ冬枯れの茶色が目立つ。
山裾の小径を歩いていたら、頭上に白い花を付けた桜の樹が枝を張っていた。 緑の葉と一緒に咲くこの清楚な白い桜は、この地域の里山で時折見かけるオオシマザクラかもしれない。
傍らの藪にも下向きに咲いている白い花を見つけた。 これはモミジイチゴだ!
この樹の黄色いツブツブの木苺は子供の頃の大好物だったことを思い出す。
この辺りを散策するとき必ず立ち寄る大好きなガマズミの樹を訪ねてみた。 初夏の里山を代表するこの樹、見るともう小さな蕾を付けていた。
そういえばそろそろニワトコの樹も花を付け始めるのでは・・・と行ってみると、こちらも蕾がだいぶ大きくなっている。
春真っ盛りの今、 既に初夏の準備万端整えつつあるようだ。