今日は久しぶりに気温が10℃を超えて過しやすい天気になった。 こんな陽気にじーっと手をこまねいているのは勿体ないと、風土記の丘に行ってみることにした。 お目当ては坂田ケ池のパンダガモ。
「房総の村」の駐車場に車を停めて池に向うと、雑木林の地面にあまり見かけない小鳥の姿、どうやら「ビンズイ」のようだ。
更に行くと目の前の木の枝に小鳥が止まった!
歩みを止めてレンズを向けたこの鳥は、背中の模様から「ジョウビタキ」だと分かった。 今年は珍しくこの鳥に良く出会う!
この時期の起伏のある雑木林の小径は明るくて気持ちが良い。やがて坂道を下り坂田ケ池の奥に出た。 静まり返った湖面を見渡してみたが水鳥の姿は無い。
湖面に目を凝らしながら小径を歩いていると、彼方の対岸近くに何やら白っぽい水鳥の姿、 早速400mm望遠に2倍のエクステンダーを取り付けて覗いてみると、いたいた、「ミコアイサ」だ!
もう少し近くで見たい!・・と先を急ぎ一番近そうな場所でこのパンダガモを狙う。
それでも池の向こう岸近くにいるこの鳥を撮るのは容易ではない。 何枚も撮った中でピントがましな写真の中から切り抜いてみたのがこの写真。 それにしてもほんとに変わった姿のカモだ!
一昨年はこの鳥が10羽くらい群れていたのだが・・・と見回してみるが他に姿は見当たらない。
・・とその時対岸の暗がりからもう一羽現れてさっきの鳥と一緒に泳ぎだした。
今年は未だこの2羽しか飛来していないようだ。