我が家の庭にサクラタデが咲き出したのは何時頃だったか調べてみたら、最初の記録は2003年9月29日だった。
と言うことは今咲いているのは13代目・・ということになる。
家内が「友達から貰って植えたもの」と言ってはいたが、1m近くにもなるこの草は狭い庭にはびこる厄介者、 いっそのこと刈ってしまおうか!・・と何度も思ったが、咲いた花を見ると「刈らなくて良かった!」と思うのも何時ものこと。
それにして湿地を好むこの草が庭の水道栓が近くにあるとは言え、よくもまあ長く生き続けてきたものだ!・・と感嘆してしまう。
とりわけ今年の夏の異常気象がこのサクラタデには好条件だったのか、例年になく花付が良いので雨続きの退屈な日々を慰めてくれている。
今日も雨、窓辺に咲くサクラタデにレンズを向けると、
小さな蟻の姿が見えた。
こんな小さな花も蟻にとっては大切な栄養源なのだろう。
花から花へ蜜を集めて歩く働き蟻にとっては雨など気にしていられない!って感じだろうか?
(カメラ: EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF24-70mm F4L IS USM)