朝8時、バスは乗鞍岳に向かって昨日来た道を遡って行った。
昔から頂上近くまでバスが通っていたこともあり、登ってみたい山のリストに入れてなかった乗鞍岳だが、日本離れした山容と広大なお花畑は一度は見てみたいと思い続けていた。
車窓の雲が掛かって頂きが見えない山の姿を気にしていると、やがて樹林帯を抜け視界が開け、這松に覆われたなだらかな山容の乗鞍岳の峰々が見えてきた。
初めて見る乗鞍岳は厳しい山容の山岳が多い日本としては珍しく、こんなにゆったりとのどかな雰囲気の山だったんだ!・・・と感嘆。
やがて畳平のバスターミナルに到着。

この寒さだし、山に登る体力も元気も無いし、与えられた約2時間の自由時間をどうしようかと家内と相談した結果、




昔はこれ等の高山植物を見ればすぐさま名前が出てきたのに、今はしばし考え込んでも出てこないからもどかしい。





このお花畑にはこの花が結構多い!


お花畑を一周して懐かしんでいたのだが、この辺りから何だか気分が悪くなってきた。 生あくびも出る。
これは昔何度も経験したことがある高山病だと直感。
若いころはそれでもがむしゃらに歩いたものだが、歳だから歩くのはやめてバスターミナルで休むことにした。
乗鞍岳を下ってバスは上高地へ。 いつの間にか高山病は治っていた。
50年くらい前に2度ほど訪れたことがあるが当時と違うと思ったのは立派になったアクセス道路と池中の枯れ木があまり目立たなくなった大正池。
昔の雰囲気があまり残っていない大正池を樹間に見ながら上高地バスターミナルへ着くと、すぐさま森の中を奥方の一番のお目当て、上高地帝国ホテルへと向かった。


















それにしても今回の旅はついてました。 3つの台風が発生して一時は諦めかけたのに、こんなに良い天気に恵まれるとは嬉しい限り。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)