6月に入ると気になりだすのが毎年見に行くのが恒例になっている鬼怒川の龍王峡に咲くコアジサイ。
天気予報では水曜の6日以降は梅雨のように雨が続くと言うので天気の良いうちに行ってこよう・・・と、昨日、急遽もう直ぐ築50年になろうとする朽ちかけた山の家にやって来た。
龍王峡のコアジサイ
辺りの森に朝陽が射しこみ始め、オオルリの綺麗な鳴き声に目を覚ましたこの日は、気温20℃の爽やかな絶好の散策日和!
9時過ぎ、身支度整え平日の朝とあって未だ観光客が少ない龍王峡の駐車場にやって来た。
これは龍王峡散策路の案内板。
ここは四季を通じて楽しい散歩道なのに、歳と共に膝が痛むようになって歩く頻度が減っている。
峡谷の急なつづら折りの階段をストックを突きながら膝をかばうようにゆっくり下って遊歩道に入るやいなや、何やらホップのような花を発見!
我が家周辺で見かけるサワシバとは違うようなので、後で調べたらこれはカバノキ科のアカシデらしかった。
大好きなコアジサイが直ぐ現れた!
アジサイと名が付くが、飾り花が無いのが特徴か?
この花の魅力はこの薄紫の色!
45年位前に初めて出会った時以来魅せられてしまった花だ。
森の中にひっそり咲いている姿には風情がある!
6月初めというのに既に花の最盛期を過ぎている!
今年は花の咲くのが異常に早いが、この花も例外ではないようだ。
このむささび橋まで、峡谷沿いの岩と木の根だらけの径を歩き、ここの茶店で近頃増えた鹿の食害でミズバショウ等の山野草が激減したのを嘆く茶店の主の話を聞きながら一休み。
その後もと来た道を戻る約2kmの散歩となった。
(カメラ : X-T2)
(レンズ: XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR)
ブルーポピー
午前中の龍王峡の散歩の後、昼食は中三依の蕎麦屋「古代村」にしようと会津西街道を北上。
そこで手打ち蕎麦を食べた後、上三依水生植物園を訪れた。
蕎麦屋の話では、昨日その植物園で「ブルーポピー祭り」があったと聞いて、そういえばこの時期はブルーポピーの時期だったなあ・・と思い出した。
植物園入り口を流れる男鹿川の清流!
ここは渓流釣りの人に人気があるようだ!
シニア料金で園内に入ると直ぐ、見事に咲いたブルーポピーが目に飛び込んで来た!
とりわけ陽に透けた青い花が魅惑的だ!
雲南の3500mもの高地で感激したブルーポピーを思い出し懐かしい!
ブルーポピーを堪能した後園内を巡っていると、このヤマボウシが目に留まった。
一際華やかなこの花はハマナシ!
水辺は今頃キショウブの花盛りだ!
あっ ノリウツギ!・・だと思ったが、
後で部分拡大してみると葉の形がカシワバアジサイに似ている。
図鑑を見ても分からないがこれは一体何だろう?
可愛いイトトンボに遭遇! ニホンカワトンボ(♀)らしい。
これもニホンカワトンボ(♂)! こんなトンボを見たのは初めてかも!
これは我が家の庭ではとっくに終わったチョウジソウ!
黄色いクリンソウに遭遇。 今まで見たこと無いので珍しい!
園内はこのクリンソウの花盛り!
これは随分大きく育ったシライトソウ!
懐かしのタニウツギもこの時期だった!
我が家周辺では早々と終わって最盛期を見損なったエゴが真っ盛り!
会津に近い山里だけのことはある!
(カメラ : X-T2)
(レンズ: XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro)