今朝も寒いが風穏やかな冬晴れになった。 未だこの辺りは梅もロウバイも蕾の状態、好きな花の写真を撮る当てもないので冬鳥を撮りに西印旛沼に行ってみた。
東岸のサイクリングロード近くに車を停めて湖岸に出る。
西印旛沼は静まりかえって鳥などいそうには思えない静けさ。
ともかく湖岸のサイクリングロードを北に向かって小鳥を探しながらゆっくり歩く。
岸近くにカワウの姿が!
土手際の灌木でコツコツ音がして目をやると、そこに居たのはなんとこのコゲラ! 里山でしか見たことが無いので驚いた。
数羽の小鳥が近くの灌木に飛んできてちょこまか動き回っている。 よくみるとこのことりはシジュウカラ。
ひとしきり賑やかに飛び回っていたがその内どこか絵飛び去ってまた静寂が戻ってくる。
時折葦原から何かが飛び出して樹の中に飛び込む姿が見える。 その辺りに目星をつけて小鳥が潜んでいないか覗いていたらこのモズを発見! これは雌のようだ。
葦原に出入りする小鳥の姿を追っていたらこのアオサギが飛び立った。
そんな中に見つけたのがこのカワセミ!
もっと近くで・・・と土手を降りてそーっと芦をかき分け近くに行って撮ったのがこの写真。 獲物に集中していたのか、5m位まで行っても逃げなかったのは幸運だった。
遠くのブッシュの中に鳥の姿を見つけ望遠で覗くとどうやらこの鳥はカシラダカのようだ! 20m以上離れているだろうか、かろうじて判別できる程度の写真だが記録として残すことにした。
又遠くに小鳥が見えた。 今度のははっきりカワラヒワと判別できる! 例年家の近くの電線にも現われるのに今年は未だ一回も見ていない。
ゆっくり歩いていると今度は比較的大きな鳥が近くの樹に飛んできた。 この辺りに多いヒヨドリとは違うが・・・と枝を透かして覗いて見ると、この鳥はまぎれもないアカハラだ! 以前我が家の庭にやって来ていたのに最近とんと姿を見せない鳥だ。
この場所で昔ベニマシコを見たことがあるので密かに期待していたが、 もう1km位歩いたがその気配もないので戻ることにした。
遠くの電線に比較的大きな鳥がとまっているのを見つけ望遠で覗いてみたらツグミだった。 多い年は庭にまでやって来るのだが今年はこの鳥をあまり見てないのでやっぱり記録として残すことにする。
遠くの湖面に白く見える鳥が泳いでいたので
何だろう?・・・と望遠で覗いてみたらカンムリカイツブリだった。 この写真も不鮮明だが記録する。
左手の草むらから行く手のサイクリングロードにいきなり現われ、立ち止まってこっちを見ているのはイタチ! シャッターを押したとたん、あわてて茂みに逃げ込んでしまった。
いやー、なんとも可愛い顔してる! この辺りでは釣りをしてる時など時々現われる。
イタチが又出てきてくれないかなあ・・・と振り返りながら歩いていたら、近くの樹に又アカハラがやって来た!
時折走り抜ける自転車を避けながら歩いていたら、30m以上離れた遠くの電線にとまっている小鳥を見つけ望遠で覗く。 これはモズの雄だ。 これも記録として残す。
車を停めた場所近くに戻って来た時、湖岸の葦原から数羽の鳥が飛び立って近くの草薮に飛んできた。 何だか分からぬがとっさにシャターを押してみると、写っていたのはこのアオジ!
用心深いこの鳥を撮るのは容易じゃないが写っていて幸運だった。
もうお仕舞!・・とカメラを納めかけた時、又葦原に鳥の気配。 見るとそれはこのホオジロ! この冬最初に出会ったホオジロだ。
今日は飽きない程度に小鳥が姿を見せてくれたのは良かったが、 久しぶりに1200mm相当のレンズを着けたカメラの手持ち撮影で目を凝らしてレンズを覗いたせいか、しまいには目が疲れて気分が悪くなり閉口した。
(カメラ:最初の2枚 NEX-3N、それ以降 EOS 7D)
(レンズ: 最初の二枚 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS 、それ以降 EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM + 2倍のエクステンダー)