2008年2月1日金曜日

初春の田園

今日も朝から快晴の良い天気だったので近くの田園ウォーキングに出かけてみた。 だが外は昨日と打って変わって風が冷たく思わず首をすくめてしまう。 「しまった、手袋持って来るんだった!」と思うも取りに帰るのも面倒なのでそのまま行く。
街外れから坂道を下って里山の縁の小径を行くと、枯れたススキセイタカアワダチソウに埋め尽くされた側らの荒れ放題の耕作放棄地は未だ真冬の佇まいだ。



高齢化と担い手不足でこんな山間の谷津田までは手が回らなくなったのだろうが、それならそれでこの豊な自然を生かす道はないものだろうか・・等と思いを巡らせる。
谷津を抜け、里山の森を抜けて明るい田園地帯に出ると、日当たりの良い田圃の畦にはちらほら「オオイヌノフグリ」が咲いていた。
山の南斜面に点在する農家の庭先はぽかぽかのお日様が一杯。 そんなお日様の光を受けて水仙の花が綺麗に咲いていた。




どの家も未だ梅の花は咲いていないがそれでも蕾を大きく膨らませている。 
行く手の農家の垣根の上に黄色い花が見える。 ロウバイだ! そういえば春先になると毎年この家のロウバイを撮っているのだが、今年も撮らしてもらうことにした。
何やら近くの畑に小鳥が降り立った。 見るとこの鳥は「キセキレイ」、「ハクセキレイ」や「セグロセキレイ」は何処でもよく見かけるのであまり撮ることも無いのだが、この鳥は比較的珍しいので撮ってみた。