関東地方は既に梅雨入り宣言が出されているのだが、未だ本格的な梅雨の空にはなっていない。
今朝も爽やかな涼しい風が吹き、見上げるとこんな秋空のような雲が出ていた。
散歩にはうってつけの陽気だ!
・・と言う訳で今日は本佐倉城址方面に行ってみることにした。
近くの国道51号を渡った草原でこのブタナの群落に遭遇! これだけまとまって咲いていると壮観だ。
草原の先の坂を登ってゆくと、農家の庭でビョウヤナギが輝いていた!
その先の成田旧街道の道端では、見覚えのあるこの花にに対面! このゲンノショウコに似たのは帰化植物だったが何だっけ?・・と久しぶりに出会って名が思い出せない。 図鑑を見て、そうだアメリカフウロだった!とようやく思い出す。
戦国の昔肥後坂と呼ばれていたという樹間の坂道から当時千葉氏の本拠地だった本佐倉城址の城山を望む。
坂道の途中、つい先日別の里山で見かけたイボタノキの花がここでも咲いていた。
予想通りホタルブクロも咲いている!
坂を下り終え、田んぼのあぜ道を歩いていたら先日出会ったキキョウソウに又出会う!
城山の麓では今最盛期のこの栗の花に対面!
城跡入口の脇にある小さな池では近くの農家が植えたのか、この花菖蒲が咲いていた。
城跡に登って振り返ってみる!
秀吉の小田原攻めの時、この城の主は北条方に就いて小田原に参戦し敗れたお蔭で千葉氏は滅亡、ここは廃墟となってしまったのだという。
滅亡した千葉氏を弔う訳でもないだろうが、今年も鯉のぼりが飾られているのみ。
さすがにここまで登ってくると汗がどっと噴き出てきた。 生き生きと茂り始めた夏草のみの城山を下ることにする。
通りかかった池の中で何かが動いた! 見るとザリガニの子供だ!
今度は道端で今年最初のツユクサに出会う! こんな雑草にもちょっとばかり感動。
田圃のあぜ道をしばらく行って城山を振り返る。 当時はどんな景色だったのだろう・・・・。
この薄紫の花は何だろう?・・・と一瞬考えたが、この姿はハルジョオンとしか思えない。 この花、今は白い花が多いのだが、調べたら明治の頃にやって来た当初は薄紫だったという。
谷津田の奥の里山の縁にやってきた。 里山を綺麗にするボランティアの方々が植えられたのか、紫陽花が綺麗に咲きだしている。 絞りを開放でぼかしを効かして撮ってみた。
日向のガクアジサイと
空色のアジサイはコントラストが気がかりだったが、
こっちの日陰の紫のアジサイと
青いアジサイは暗くて存在感が気がかり。 現像作業の試行錯誤でなんとかごまかせたかなあ・・・・。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)