2013年12月1日日曜日

佐倉城址公園の紅葉狩り

今年の秋は晴天続き、毎日何を撮りに行こうかと思い悩むのだが近場で良い場所は見つくしてしまったし・・・と考えていたらふと思い出したのが佐倉城址公園のモミジ。 
先月半ばにイチョウを撮りに来た時は未だモミジは緑一色だったが、もう12月だからそろそろ佐倉城址公園のモミジが見頃かも・・・と行ってみることにした。
もう散ってしまっただろうと思っていた公園入口のイチョウ並木に未だ数本の黄葉が朝日に輝いていた! 自由広場の向こうの梅林の中でもイチョウが爆発している! モミジ谷の下り口近く、大きなセンダンの樹が実をたわわに付けていた。 実が熟してヒヨドリが群がりだすのは年明けか・・・・ モミジ谷下り口から見下ろすと、なんと枝先の葉は既に茶色に枯れているでは!

ともかく谷に降りて大木の下から見上げると、 梢の真っ赤な葉が陽光に映えて綺麗だったのでホッとする! 全体を見渡すと左手の樹は既に葉を殆ど落としている! ちょっと来るのが遅かったか・・・。 落ち葉を敷き詰めた地面のシルエット模様にふと目が留まる! 梢の隙間が増えて柔らかい秋の陽光が射し込むこの時期の情景も悪くない。

谷を下って姥が池の畔に出ると、 池の向こうにも黄葉が見える! 早速見に行くと、榎と椋の大木の向こうに綺麗なモミジ! 思わぬ景色に出会って嬉しくなる。

姥が池の脇から急坂を登って公園の歴博側の入り口に出て、そこから園内を巡る小路を散策しながら駐車した自由広場に戻ることにした。
これは通路脇の空堀を覆うモミジ! 獣道のようなところを潜って空堀に降り撮ってみた。 これも空堀から見たモミジ! 散策路脇のこの真っ赤なモミジにも目が留まる!

モミジ谷の樹はもう終盤を迎えていたが、密林のような空堀のモミジは今が最盛期、いろんな雰囲気を味わうことが出来るのは有難い。 あちこちのモミジに見とれながらのんびり歩いていたら茶室「三逕亭」にやって来た。  モミジと緋毛氈の情景が良い感じ!・・と思わず見惚れる。 大方葉が落ちた桜の木々と未だ緑を保つ地面のコントラストが心地よい。 自由広場手前の明るい空堀跡。 寒くなって来るとこの明るさにほっとする。 最後にやって来た梅林でもモミジが陽に輝いていた。 

これで今年のモミジは撮り納め、沢山撮りすぎて現像するのがこのフォト日記に追いつかない。 忘れぬうちに記録しなければ・・・と焦りを感じる秋でした。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF17-40mm F4L US)