2013年4月1日月曜日

吉高の大桜撮影行

今日は4月1日! ほんとにのように晴れて良い天気になった!
昨日電話した東京の友人を駅で迎えて先ず最初に向かったのはに西印旛沼湖畔のふるさと広場。毎年恒例のチューリップ祭が開かれるオランダ風車小屋のある広場、もうそろそろ咲きだしてるのでは・・・と様子を見たくなって行ってみると、印旛沼湖畔は満開の桜 その下に車を停めて見物することにした。 そういえば桜が満開の時に来たのは初めてかもしれない。 例年桜の花が終わるころチューリップの花を見に来るのだから・・・。 チューリップ祭り は次の週辺りだが既にだいぶ咲いている! 先月様子を見に来た時は花は一つも咲いてなかったのに、既にかなり咲き揃っている! 持参した70-300mmのレンズでは風車小屋が上手く納まり切れない。 広角レンズを持って来なかったのは失敗だ!・・・と苦り切る。 それにしても今日は天気が良くて助かった! 連日の悪天候の中でたった一日の好天に恵まれただけでも感謝しなけりゃ罰が当たるというものだろう。

そこを後にしていよいよ本命の吉高の大桜の見物に向かう! 今度は北印旛沼近く、混雑を予想して車を山のふもとに止めて歩き出した。 毎年のように撮っている山裾の農家の庭、レンギョウつつじの如何にも春の色模様に癒される。 これは珍しいシロバナアケビの花が農家のフェンスに絡まって咲いている! 我が家のアケビは紫だし、里山でも紫の花しか見たことが無いのに・・・と図鑑を見たら栽培種にシロバナがあると書いてあったのでびっくり。 花の鑑賞用なのかなあ?  坂道を登って行って台地の上に出たらこの大好きなムラサキケマンに出会った。 春を実感させてくれる嬉しい花なのだ。 高い所に咲くこの陽光に透けた水仙に目が留まり思わずシャッターを押した。 こういうアングルで見ること少ないもんなあ・・・。

20分位は歩いたろうか、見物客が行き来する森に到着。 森を抜けて畑に出ると・・・・ 昨日と打って変わって明るい陽光の中に立つ大桜が目に入る。 やっぱり天気が良い時見るに限る!・・・今日来て良かった!と嬉しさがこみ上げる。  雲が湧きたすようなこの姿を見るのは何年振りだろう・・・。 例年10日から15日頃に満開になるこの桜、9年前に6日に満開になって驚いた記憶があるが、まさか4月1日にこの花が咲くなんてのは青天の霹靂! 今年は一体どうなってるのかなあ・・・・・ 今日は月曜日と言うこともあるが、例年の大混雑とは大違い! 異常な天気が続いたので見に来るタイミングが分からなくなってしまった人が多いのかも・・・・ それにしても例年目を楽しませてくれるハナモモが一段と大きくなって見事! このように裏側に行って眺める大桜も見応えがある! 充分に堪能して見納める大桜! 又来年見に来るのが楽しみである。

春の行事の第一幕が終わった。 農家の庭先でたけのこご飯を食べ、次はウワミズザクラにエゴの花、藤の花に…などと次に何を撮るか話していてカタクリの話が出たとき、我が家近くの里山のカタクリが未だ咲いているかも…とふと思い出し行ってみることにした。 途中通りかかった麻賀多神社の境内のこの関東一の大杉を案内。 改めて見ても、確かに清澄寺の大杉より大きそうな感じがして感嘆する。

そこから車で5分、お目当ての里山に。 谷津田への坂道を下って里山の縁に行ってみると、もう終わりかけてると思ったカタクリがいきなり目に入ってきた。 こんな時期に最盛期になってるとは・・・! 時間的には日が陰って薄暗いので遠目には目立たないが、優しい姿は見飽きない。 どこか見返り美人の風情を感じさせるなんとも優雅なこの花が、里山に生える自然の花だからなおさら魅力的! 先日来た時見たのとは大違い、こんなに咲いているのを見たのは何年振りだろう! この花を紹介出来てほんとに良かった! もう咲いてないかとちっとばかり心配していたのだ。

(カメラ;EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF70-300mm f/4.5-5.6 DO IS USM、 & EF50mm Compact Macro)