朝から梅雨時とは思えないくらいの良い天気。
そうなると気温もぐんぐん上昇して暑くなりそうな雰囲気だったが、ふと山武市の成東食虫植物群落地のコオニユリが咲く時期のはず・・・と、右足に違和感を感じつつも思い切って家内と行ってみることにした。
成東の街並みを抜けると、やがて
*広大な田圃が現れ、九十九里方面からの海風が大きく育った稲に波紋を描きながら吹き抜けて行く。
*空にはこの暑さが嘘のようなすじ雲!
*広大な湿原に人陰がある。 何か咲いているようだ!・・と期待が高まる。
先ず目に入ったのがコオニユリの花。 湿原でこんな大きな花は他に無いので良く目立つ。
湿原内を見回すとこの花があちこちで咲いていて、先ずはこの花を重点的に撮ってみた。
コオニユリの横顔!
木道脇のコオニユリ!
下から見上げたコオニユリ!
早くも咲いているカワラナデシコを見つけた! 案内板には8月からと書いてある。
アヤメでもないし、カキツバタでもないし?・・・と言っているのが聞こえたのか、管理棟のガイドさんが「ノハナショウブですよ~!」と教えてくれた。 そう言えばそうだった!・・と思い出す。
この湿原で独特の緑が目立つタカトウダイ!
クリークの近くで咲いていたイヌゴマ!
昔ここで初めて出会って名を探すのに苦労したことを思い出した。
この時期はモウセンゴケの花が見れるはずだが・・・と探してみると
早速このコモウセンゴケの小さな花が見つかった!
一つ見つかると次々に見えてくるので楽しくなる。
コモウセンゴケは花がピンクなので見つけやすい!
ここにも咲いている!
薄紫の花があるぞ!・・とファインダーを覗いてみたら、これはヒメヤブランの花だった。
ヌマトラノオが群生している場所に遭遇!
この優し気な花に、なんでトラノオと付いているのかなあ・・・?
この小さな黄色い花は何だろう?・・・と昔撮った写真を調べたら、キバナノマツバニンジンと記録されていて、いつ頃入ったのか分からぬが北米原産の帰化植物と書いてあった。
それにしても湿原の小さな花を木道から撮るのは400mmズーム目いっぱいでも難しい! マクロと違って最短撮影距離が1.75mで最大でも0.2倍程度の倍率しかない。
1-2m離れた場所の1cm弱の花を大きく撮る手軽で良い方法は無いかなあ・・・。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : *印 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS &
XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)