2007年8月9日木曜日

真夏の北印旛沼

今日も朝からかんかん照り。 湿度は幾分下がって蒸し暑い不快感は和らいだものの、日向の暑さは半端じゃない。 この暑さの中、定期検診の奥方を成田の病院に送りがてら、久しぶりに北印旛沼に行ってみた。
真夏の陽が照りつける広大な沼には飛ぶ水鳥の姿も無く、水面がきらきらと光るのみ。
辺りを見回してみる。
彼方の魚網を干す杭に休むカワウの姿が見える。





ふと、 ここのペリカンのことを思い出す。
そういえば今頃はどうしているのかなあ・・と見回してみると、遠くの芦原の中に白い大きな鳥がいるのを発見! 早速岸辺に下りて近くに行ってみることにする。
農業用水の取水口脇の径を下りてゆくと、危険防止の金網に絡まって「早乙女花」が咲いていた。 そうだ、この花も夏の花の代表なのだ! 可愛い花なのに虐げられて変な名を付けられているが、「早乙女花」と言う素敵な名もあると主張しよう!
川魚漁の船着場に行ってみると、さっきのペリカンが目の前の係留された小舟の上にいるではないか! 距離は15mくらいだろうか、こんなに間近にこの鳥に会ったのは初めて。 こちらを気にもせず毛づくろいをしていた。

このペリカンがここに現れてもう何年も経つ。 多分何処からか逃げ出して来たのだろうが、この大きな鳥が生きて行けるだけの大量の小魚がこの沼には生息しているということか・・・?