“ボーと生きている”うちに季節は足早に去って行き、遂に6月も最後になってしまったな~・・と思いながら梅雨空の庭を覗いた昨日、狭い庭の通路に小さな蜘蛛が巣を張ってしまっていたのでびっくり!
よくもこんな緻密な構造物を短時間に造りあげるものだ!と感嘆した”懸命に生きている”蜘蛛の巣!
ところでハンゲショウの葉が白くなっていたが・・と、せっかくの巣を壊さぬように周り込んでカーポートに出てみると、家とカーポートの隙間にそのハンゲショウが既に花を付けていた。
これがそのハンゲショウ!
猛暑の季節がやってくる前の何とも言えぬ季節感がこの花の魅力。
ところであのネジバナはどうかいな?・・と植えてある鉢を見てみると、
もう満員の通勤電車のように凄い勢いで一塊になって咲いている!
これはちょっと風情が無いので何とかせねば・・である。
ところで今日が6月最後だから一昨日の27日に見て来た房総風土記の丘のオカトラノオの記録を残しておくことにしよう。
6月27日 風土記の丘のオカトラノオ!
この日も好天が続いていたので天気が崩れる前に行っておこうと、隣町の四季を通じて山野草を楽しめる散歩コースに恵まれた房総風土記の丘に行くことにした。
というのも、家内の従兄のSNS写真にオカトラノオが写っていたのを目にしてこの花の季節だったことを思い出したからである。
園内の里山は期待通りオカトラノオの最盛期、タイミング良く思い出して良かった!・・と安堵した。
なんでこんな風景を好きになったのか分からぬがともかく癒される!
名に反して可愛いからなのか?
なんともしとやかな雰囲気だからなのか?
等と思いながら園内を歩いていると、
近くに子どもの頃の昆虫採集で懐かしいミスジチョウが飛んで来た!
尾が長くて綺麗な形の花に目が留まる!
辺りにはこのハエドクソウの小さな花も多い!
小さな花を見ると目が悪いくせに撮りたくなる。
ヒョウモンチョウだ!
この種類はいろいろ見かけるが見分けが難しいので図鑑を繰ってみたらどうやらミドリヒョウモンというやつらしい。
大好きなノカンゾウも咲いていた!
なぜ好きかというと、夏の到来を告げる季節感のある花だから!
ここにも姿の良い花が居た!
アオスジアゲハもやって来た!
この花が好きなのか、この蝶はよく見かける。
もうすぐ夏が来るから頑張ろう!って言ってるのかも・・・。
それにしても此処でこんなにオカトラノオを見たのは初めて!
温暖化で増えたのかなあ~?
ウツボグサも咲いている!
と思っていたらトラマルハナバチもやって来た!
ウツボグサの季節でもあったことを思い出したが、昔は結構多かったのにオカトラノオと比べるとこっちはかなり減っている感じ。ウツボグサは湿気を好むから生き難くなってきたのかもしれないと思った。
それにしても今回は忘れていた季節の花をひょんなことで思い出してラッキー、花菖蒲こそ見損なったがそれでもとりあえず今月の季節の記録は完了だ!
カメラ:X-T2、レンズ: XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR