2007年12月11日火曜日

晩秋の泉自然公園

風邪をひいたり何やかやで毎年訪れる泉自然公園のモミジを見てなかったことを思い出し、もう遅いとは思ったが行ってみることにした。

公園に到着する頃は次第に雲が広がるあいにくの天気になったが天気の割には寒くない。

早速谷間に下りてみると、池の辺の僅かに葉を残したモミジがあるのみで殆どのモミジは散っていた。
人気の無い池に散り残った真っ赤なモミジが印象的。






何年か前にもうっかり忘れていてあわてて来た時は落ち葉だけだったことを思い出す。

モミジを見損なったので野鳥にでも出会わないかなあ・・と歩いていたら池の縁に「カワセミ」を発見!





もう少し近くで撮りたいと思う間もなく何処かへ飛んで行ったしまった。

そういえば以前この先の池で何度かこの鳥に出会ったなあ・・と思い出し、急いでそっちに行ってみる。 

なんとそこには頑丈な三脚に巨大な望遠レンズを構えた数人のカメラマンが何かを狙っている! 

目を凝らすとやっぱりここにも「カワセミ」がいたのだ!
なかなか動かないと思っていたらいきなりジャンプして水面に飛び込み別の木の枝に移動。
何人ものカメラマンが見守る中でこの鳥は一向に逃げる様子がない。 
さすがに公園に住むこの鳥、よほど人の目に慣れているようだ。 

その時誰かの「カワセミは見飽きたなあ・・」との呟きの声。 ふとカメラマンの方を見ると、彼等はあらぬ方の草むらにレンズを向けている。 

その草むらに何か小さなものが飛び込んだのがチラッと見えた。 どうやら日本一小さい「ミソサザイ」を狙っているのかも・・・。