2007年1月9日火曜日

柳の下のドジョウ

昨日カワセミの飛ぶ姿を見た用水路に二匹目のドジョウを求めて今日又行ってみることにした。 住宅街の外れを里山から浸み出た水を集めて流れる用水路は、田圃が休んでいるこの時期が一番澄んでいて、 カワセミも一番小魚を捕りやすい時期。 出会う確立も高いに違いないと期待しつつ川上に行ってみると、この寒いのにザリガニでも獲っているのか小学生くらいの3人の児が川の中ではしゃいでいる。
川沿いの桜並木を川下に向って歩いていると、昨日と同じようにシジュウカラが飛び回っている。
枝にとまったので望遠レンズで覗いてみたらメジロだった。 メジロまで一緒だったとは驚いた。
重いカメラを構えながらちょこまかと桜の樹の枝の中を動き回る小鳥を追っているとその内腕がだるくなる。一息入れて待っていると、近くの枝に別の鳥が飛んできた。 今度はシジュウカラだった。
入れ替わり立ち代り飛んでくる鳥は少しもじっとしてくれない。 やっとのことでシャッターを押したらそれは昨日初めて出会ったエナガだった。 まるまっちくて可愛いこの小さな鳥、だんだん好きになってきた。
しばらくこのエナガをレンズで追いかけてみることにした。 ちょこまか動き回っていたがようやく見やすい場所にとまったところを連写。 ほんとに表情が可愛い!
連写した中の一枚がまるでぬいぐるみで出来たように見える。 こんな鳥が身近にいたとは嬉しい限り。

ひとしきりエナガと遊んだ後、再びカワセミを探して川下へと向ったが、やっぱり柳の下に二匹目のドジョウは居なかった。