2009年3月26日木曜日

春うららの本佐倉城址

今日は久しぶりに明るい朝の光に目が覚めた。 窓を開けると外の空気が冷たくてびっくり。 
こんな日は田園散歩にうってつけとばかり、本佐倉城址方面を散歩、国道を横切って成田旧街道脇の農家の庭先にさしかかると、ミツマタの花が満開になっていた。
ユキヤナギの花も眩く輝いている。
酒々井小学校脇の生垣の続く径に入る。 毎年この生垣の中に咲いているウグイスカグラの花に会うのが楽しみで、 咲いてるかなあ・・・と期待しながら何時もの場所に行ってみると今年も予定通り咲いているのを見つけてほっとする。
小学校のグラウンド脇の急な坂道を下る。 途中の道端はスミレやこのジロボウエンゴサクの花盛り。
見上げるとキブシの萌黄色の花が里山を飾っていた。
やがて谷津田に下り田圃の中の農道を進み、飾り気の無い本佐倉城址入口に到着。
城址の緩い坂道を登った所が東馬場。 下を向いて登ってきたので振り返るまで気がつかなかったが、直ぐ脇に純白の花を付けた大きなコブシの樹が立っていた。
東馬場の右上に登った所にある虎口に出てみる。 昔はこの先に印旛沼の水面が広がっていたのだと思うと感慨深いものがある。 
虎口を出て城址の外をまわって東馬場上部の倉址に登る。 見下ろすと、去年蕎麦畑だったところに菜の花や水仙の花が咲いてのどかな雰囲気だ。
                                        


標高30m程度の城山だが歩くと結構くたびれる。 今日は空気が冷たいのだがそれでも汗が滲んでいた。
山を下って戻る途中、田圃脇に咲くハナダイコンの花が印象的だった。