暖かい日が続いていたのできっとあのコブシの巨木も満開になっているに違いない・・と急ぎ見に行ってみることにした。
行く手に真っ白に雪を被ったようなあのコブシの巨木が神々しく立っているのが見えて思わず息を飲む！
近くに行ってみるとなるほど ″孤高のコブシ！″ とでも呼びたくなるような何とも見事な巨木だ！
こんな見事な姿は今まで見たことが無い！
花の数が多いことにも驚かされる！
近くで眺めていたら辺りに花の良い香りが漂っていた。 コブシの花の香りも初体験だ！
ふと見ると、足元にツクシンボ！ 嬉しくなって思わずシャッターを切る。カタクリが咲く里山が近いことを思い出し様子を見に行ってみることにした。 例年のこの時期は小さな蕾が顔を出す頃だから・・・
谷津田の下り口、藪椿が綺麗に咲いていた。
農家の納屋の上に暑い日が続いて一気に咲きはじめた桜の花とコブシが輝いている！
農家の生垣ではこのレンギョウも咲いていた！
谷津田の奥の里山の縁を望むが、カタクリらしきな花の色は分からない。 未だかもな～と思いつつ目を凝らして里山の縁を行くと・・・
なんとカタクリの花が咲いてるじゃん！
あっちにもこっちにも、結構咲いているって言うか、例年になく咲いているって言った方が良いくらい！
我が家近くの里山でこんな花が見れるとは何と幸運なことだろう・・と毎年見に来るのを楽しみにしているが、こんなに早く咲いたのは初めてなのでびっくり！
この花に初めて出会ったのは50年前の5月の白馬村、だから雪国に行かぬと見れぬ花と思っていたのだが・・・
温暖な千葉の田舎でこの花に出会うとは思いもよらなかっただけに、出会った時の感動は忘れられない。 懐かしさもあったお蔭で何度見ても見飽きることはない。
イクステンションチューブを持っていたのでこれを装着してアップで撮ってみた。 カタクリの花を堪能してもと来た道を戻りしな・・・
農家に庭に巨大なミモザを発見！ これは昔東京の木場公園で見た大きなミモザにも負けぬかも。
農道を歩いていたら道端に咲く小さなピンクの花が目に留まる。 それは今年初のこのカラスノエンドウだった！ この暑さでこの花も遂に咲いってしまったようだ。（カメラ：EOS 5D MarkⅡ）
（コブシの撮影レンズ：EF24-70 F４L IS USM,
カタクリ等の撮影レンズ：EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM ＆ エクステンションチューブ EF12 Ⅱ）
