先日田圃の用水にキショウブが咲いてるのを見かけた。
薄日が射した今日そのことを思い出し出かけてみることにした。
一月前の田植えの後、例年にない日照不足で稲の発育が遅れている田圃のあちこちに、じっと水面を見つめて立っている白鷺の姿がある。
キショウブが咲いていた用水路に行ってみて驚いた。 もう既に殆どの花は終わっていたのだ。
1週間もすると季節はどんどん行ってしまう。 ちょっとがっかりしながら僅かに咲き残った花をカメラに納めてそこを後にした。
落胆して帰りかけたとき、田圃の外れの荒地に立つ樹に白い大きな花が咲いているのが目に入った。 タイサンボクの花だった。
もうこの花が咲く季節なんだ!