しばらく梅雨前線が伊豆諸島南部に停滞していて陽射しは強いが湿度が低い梅雨らしからぬ日々が続いていたが、この日の朝窓を開けたら庭が雨に濡れていた。
これでようやく梅雨らしい季節になって来た感じだが、そういえば膨らみ始めていたネジバナや、葉が白くなってきたハンゲショウの写真を記録しておかねばならぬがどうかなあ?・・・と気になって来て、小雨降る庭にカメラを持ち出した。
最初に目に入ったのは華やかに咲き続けていたこの花!
聞いても名が分からぬと言うので放置していたが、そろそろ終盤になって来たのでとりあえず撮影。 後で「細長い葉にピンクの花」の特徴を頼りに調べてみたら、「サフランモドキ」という中米原産のヒガンバナ科の植物と分かった。
これもだいぶ前から一斉に咲き出し既に大半が茶色く変色し始めた中、未だ咲き始めたばかりの花を見つけて撮ったモナルダ!
これは「もう咲いてる!」・・と、驚いたナツハギ!
気にしていた鉢植えのネジバナはもうこんなに咲いていた!
*これはクローズアップレンズを2枚装着して撮った写真。 体の揺れが影響してピンボケだらけの写真の中からましなのを選んだもの。
*裸眼では分からぬ小さな花、細胞の一つ一つが見える感じがして不思議な気分!
一際おおきな花の蕾はヤマユリの蕾!
来月早々には咲きそうだ。
これはもうとっくに終わったはずのシモツケ!
樹の茂みの中に未だ咲いているのがあってびっくり!
これは可愛いジュヅサンゴの花!
北米南部から南米が原産のヤマゴボウ科の植物で、秋の赤い小さな実が可愛い。
もう一つ気になっていたハンゲショウが見頃になっていた!
これは紫陽花などと一緒で梅雨時の空によく似合うのはどういう訳だろう?
シンプルな色の佇まいがしっとりとした梅雨空とマッチする・・という感性が日本人の遺伝子に組み込まれているのかもしれないなあ・・・。
(カメラ:X-T2)
(レンズXF60mm F2.4 R Macro
*印:クローズアップレンズNo.3 & No.5 装着 )