今日は長い雨が上がってやっと夏の太陽が顔を出した。 お日様は嬉しいが、やっぱり暑い。
少し涼しくなったかなあ・・と感じた3時過ぎ、ちょこっと田園を一回りしてくることにした。
久しぶりに緑濃い田圃や里山の上に広がる青い空を眺めて深呼吸。
緑一色の田圃の縁を行く。 目に入るのは緑ばかりで花の気配は全くない。
ゆっくりと里山の縁に目を凝らして行くうちに、ヤマホトトギスが咲いてるのを見つけた。 この花、何科の植物だったかなあ・・・ホトトギス科だったかなあ・・と思い出せないので図鑑を見たらユリ科の植物だった。 この花を見るとユリの感じがしないので何時まで経っても覚えられずつい図鑑を見てしまう。
すぐ近くで夏が始まったばかりなのにアキノタムラソウも咲いていた。 ちょうどハナアブがミツを吸いに飛んできていた。 このアブはよく見かけるホソヒラタアブのようだ。
脇の休耕田の草むらのあちこちにヒメジョオンやセリの花が咲いてる。 他に何か咲いてないかなあ・・・と探してみたら小さな白い花を見つけた。
それはこのゲンノショウコだった。
ヤブカンゾウもすっかり姿を消し、この時期は一年でも一番花が少ない時かもしれない。
もう少ししたら又いろいろ姿を現して来るので楽しみに待つことにするか・・・等と独り言してたら傍らの草の葉の上にアマガエルがじっと潜んでいた。
雨を待っているんだろうかなあ・・・。 でも今日は雨は降らないって!