昨日は久しぶりに暖かい陽気だったが、今朝は又雨でも降りそうな肌寒い陽気に逆戻り。
里山のセンブリの花が気になっていたのにこの天気では・・と思ったが、やっぱり様子を見てこよう・・と「セイタカアワダチソウ」が咲く谷津の奥に行ってみた。
秋の草花も殆ど終盤を迎えた山の斜面、僅かに辺りを飾っていたのはこの「ノコンギク」。
そしてこの「ヤクシソウ」もしんがりを務めている。
ふと、咲き残ったこの「ツリガネニンジン」の花が目に入る。
センブリが群生するという斜面に目を凝らすが、目に付くのはこの「イヌタデ」の花ばかり!
しばし探していたら遂にこの清楚な「センブリ」の花に対面することが出来た!
一つ見つかると次々にこの花が見つかった! でも未だ咲き始めたばかりなのか蕾の方が多い。
幾分日当たりの良い場所に行ってみると、このように何輪か咲いているのが見つかる!
辺りを見回すと結構開いてるのが見つかった!
神戸近くの山村に住んでいた子供の頃からこの「センブリ」は馴染み深くて懐かしい。 当時、この草は胃病に効く煎じ薬だと聞かされていたからだ。 それにしても何故「センブリ」と言う名なのかと思って調べたら、「千振」とは「千回振り出してもなお苦い」ということと出ていた。 「振り出す」は「煎じ出す」の意だそうで、今頃になって「なるほどそうだったのか!」と合点がいったのだった。