2008年2月17日日曜日

未だ寒い房総風土記の丘

今日も抜けるような青空が広がった。 春を思わせるような気持ちの良い陽の光と空の色に誘われて房総風土記の丘を歩く。 房総の村の駐車場で車を降りたら外はやっぱり北風が冷たい。 ほんとの春はまだまだのようだ。
林を抜けて資料館へ向う道筋に山茶花が木漏れ日に照らされて咲いていた。 花の無い時期に咲くこの花には目を引かれる。
風土記の丘の資料館前まで来ると、青空に向けすっくと立つメタセコイヤが目に入った。 均整の取れたこの樹の姿は何ともいえず好きである。








また「ミコアイサ」が見たくなって葉を落とした明るい林を抜け、坂を下って坂田ケ池へ。 ところが池には水鳥の姿はない。 池の縁を歩いていたら3羽のマガモの雄と2羽の雌に出会っただけ。 
山陰の湖面はなんと氷が張っていて、その上を「セグロセキレイ」が歩いている!
結局ミコアイサには会えなかった。
湖岸の林の中の坂道を登って戻りかけた時、小さな小鳥が樹木の間を飛びまわっていた。 早速その鳥をレンズで追って樹の幹に止まったところを捉えたのがこの写真、尾の色からこの鳥は「ルリビタキ」の雌だと分かった。
 じっくり待てば雄にも会えるかもしれないなあ・・。
この辺りの林は落葉樹が圧倒的に多いのだが、常緑の樹としては榊や藪椿が比較的多い。 その藪椿の花がもうだいぶ咲いている。 この花もこの時期出会うと嬉しくなる花である。