というのも、まるで日光の東照宮のような煌びやかな神社の写真が載っていたからだ。
ページをめくってみると、それは稲敷市に古くからあるという大杉神社の宣伝広告だったが、その社殿は昔から「あんば参れば日光見るに及ばず」と言われるくらい見事だったらしい。
こんな神社が近くにあるとは全く知らなかったので興味が湧いて、このところ風邪気味の体調不良であまり出歩きたくなかったが、「ほんとかいな?」 と気になって実際に行って見てくることにした。
利根川を渡り、広大な田圃の中を「こんな豊かな水田地帯だから豪華な神社を維持できたのかなあ~?」等と考えながら走っているうちに目的地に到着。あにはからんや厳かな気分になるような参道も無く、道路際からいきなり真新しい石灯籠と階段があって、その上に赤い鳥居が見えるのみ。
20段かそこらの階段を登ると




おおよそ20km圏内に大きくて重厚な鹿島神宮や香取神宮があるのだが、ここはそれ等ほど大きくない。


こういう風習があるのか!・・と初めて見たので感動!



それにしてもこんな所に極彩色の神社がどうして?・・・と知りたくなる。
小冊子によると、おおもとは縄文時代の当時は海に面した岬のような地形のこの阿波(アバ)地区が、茨木から千葉にかけて住んでいた海洋民族の海や河の安全祈願をする地域信仰の場所だったとのこと。
古来「あんば様」と呼ばれて親しまれていたらしいが、 奈良時代に神社として祭られるようになり、江戸初期に輪王寺や寛永寺の住職だった天海和尚が隣接する安穏寺の住職となったことや、四代将軍家綱が灯篭を奉納していることから考えると、幕府の手厚い庇護を受けていたのかなあ~?・・・・と勝手に想像。
でもこの豪華絢爛な神社が今なお維持されていることを考えると、今なお様々な願いを込めて参拝する人が多いからかもしれない。
変わった所では、JRA美穂トレーニングセンターが近いこともあって、境内の勝馬神社に参拝するJRA関係者や競馬ファンも多いのだというから面白い。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS))