2008年1月31日木曜日

今日も又パンダガモ見物

今日は奥方の定期検診日。 病院へ送った後迎えの時間まで又坂田ケ池へ行ってみた。
湖畔の駐車場に車を停めて池の縁を歩いていると、「この奥にミコアイサが3羽いますよ!」とカメラを担いだ人が教えてくれた。 昨日は2羽だったので1羽増えているらしい。
昨日は逆光だったので今日は対岸の小径を行くと早速「ミコアイサ]の姿が目に入った。
今日の小径は背後の山陰になっているせいか、カメラマンの姿を気にしないで比較的近くに現れてくれている。 その上正面から陽が当っているので昨日より余程見易く、すまし顔で泳ぐ姿が良く見える。
見ていると突然姿を消す。 水に潜って餌をあさっているらしい。 湖面を眺めているとあらぬ方向の水面に顔を出し、バチャバチャと羽ばたきする瞬間をカメラに納めた。
教えてもらったとおり雄は3羽確認できたが茶色い頭の雌はもっと多いようだ。 ばらけていて確認できなかったが4~5羽くらい居そうな感じ。
湖岸を通る人の気配でさーっと飛立って移動するこの鳥と一緒に、重そうなカメラを担いだカメラマンも一斉に移動する。 この鳥はこの池の人気者なのだ。   この写真、両手をたたいて喜んででもいるかのようである。

2008年1月30日水曜日

パンダガモ

今日は久しぶりに気温が10℃を超えて過しやすい天気になった。 こんな陽気にじーっと手をこまねいているのは勿体ないと、風土記の丘に行ってみることにした。 お目当ては坂田ケ池パンダガモ
「房総の村」の駐車場に車を停めて池に向うと、雑木林の地面にあまり見かけない小鳥の姿、どうやら「ビンズイ」のようだ。
更に行くと目の前の木の枝に小鳥が止まった! 
歩みを止めてレンズを向けたこの鳥は、背中の模様から「ジョウビタキ」だと分かった。 今年は珍しくこの鳥に良く出会う!


この時期の起伏のある雑木林の小径は明るくて気持ちが良い。やがて坂道を下り坂田ケ池の奥に出た。 静まり返った湖面を見渡してみたが水鳥の姿は無い。 
湖面に目を凝らしながら小径を歩いていると、彼方の対岸近くに何やら白っぽい水鳥の姿、 早速400mm望遠に2倍のエクステンダーを取り付けて覗いてみると、いたいた、「ミコアイサ」だ!


もう少し近くで見たい!・・と先を急ぎ一番近そうな場所でこのパンダガモを狙う。 
それでも池の向こう岸近くにいるこの鳥を撮るのは容易ではない。 何枚も撮った中でピントがましな写真の中から切り抜いてみたのがこの写真。 それにしてもほんとに変わった姿のカモだ!


一昨年はこの鳥が10羽くらい群れていたのだが・・・と見回してみるが他に姿は見当たらない。 
・・とその時対岸の暗がりからもう一羽現れてさっきの鳥と一緒に泳ぎだした。
今年は未だこの2羽しか飛来していないようだ。

2008年1月27日日曜日

春の足音

今日も抜けるような青空が広がる冬晴れの一日だった。 気温は上がらず寒かったが思い切って田園ウォーキングに出掛けることにした。

街並みを抜けて北風の冷たい田圃の畦道を歩いていたら地面に張り付くように咲いているタンポポに出会った。 今年最初のタンポポだ!
一面枯れ草色の田圃には未だ春の気配は無い。  歩くことが主な目的だから撮るものが無くても仕方ないが、それでも何かないかなあ・・と辺りを見回しながら歩いていると日向の畦にホトケノザのピンクの花、嬉しくなって覗き込む。
近くにはオオイヌノフグリもちらほら花を咲かせていた。






歩いていると時折 キキ!と鳴いて少し大きめの小鳥が飛立って里山に消える。 姿かたちからツグミのようだ。
 突然行く手の田圃から数羽の小さな鳥が一斉に飛立って小径に覆いかぶさる高い樹の梢に止まった。 
樹の下から見上げて望遠レンズで覗いてみたらそれはカワラヒワの群れだ。





1時間半くらい歩いただろうか、そろそろ帰ろうと歩いていたら遠くで賑やかに囀る鳥の声。
見ると田圃の中におびただしい数のスズメの大群が集まって騒いでいたのだ。 あそこに何があるんだろう? スズメの学校かなあ・・・。

2008年1月25日金曜日

庭にも春の兆しが!

今日も抜けるような青空が広がったのに一向に気温が上がらず寒い一日、 寒さが一段と身にしみる歳になってしまった人間にとってはかなりこたえる。
意を決して昨日の強風でゴミが吹き溜まったカーポートの掃除をしていたら、家の壁際に植えてあるネコヤナギの白い綿毛が目に入った。 今年も真っ先にやってくるこの春の使者を撮らぬわけにはいかぬわい・・とカメラを持ち出した。
近くに置いてある鉢ではサクラソウの蕾が伸びていた。 見ると蕾の先端が赤味を帯びているではないか!  寒い寒いと言ってるうちにも春の足音は着実に聞こえてくる。

2008年1月24日木曜日

咲き出した梅の花

やっとお日様が顔を出した。 でも冷たい北風が次第に強くなって寒いことこの上なかった。 友達から梅の便りを貰って以来早く会いに行きたいと思っていたので未だ風の弱かった午前中に佐倉城址公園に行ってみた。 

公園裏手の一番大きな梅林に行ってみるとどの樹も未だ固い蕾をつけているばかり、 それでも一輪の白梅に嬉しくなってシャッターを切る。 だが便りにあったのはどうやらここではなさそうだ


広い城址の何処に梅の樹があったかとっさには思い当たらず、ともかく歩いてみることにした。
外堀の林の中にあったかも・・と城址の外周を巡る遊歩道を歩く。 でも考えてみると今頃咲くのは日当たりの良い場所に違いないからここでは無さそう・・と先を急ぐ。
ふと行く手の道端から小鳥が飛立ち茂みに隠れた。 そーっと近づいて茂みに目を凝らすと小鳥の姿、暗くて写真はぶれてはいたがこの鳥は「アオジ」だ。



城址の外周を一回りして「国立歴史民族博物館」前の公園入り口に出た。 梅の樹は何処にあったかなあ・・と考えながら辺りを見回していたら、博物館の裏手の方に薄くピンクに染まった樹があるのが目に入った。
 あれだ! と叫んで飛んで行く。 なるほど、近くに行ってみるとこんな時期なのに結構花が咲いていた。 今年最初の春の使者に対面だ!
梅の樹の枝が強い風に揺れるのも構わず嬉しくなって花の一つ一つをカメラに納める。 やっぱりこの時期に出会う花には感動する。
この時期、未だ大半の梅の樹の蕾は固くて小さいが、数週間後には一斉に爆発するのだ。 花を巡ってメジロが飛び交い、あたり一面に梅の香が漂う春の到来が待ち遠しい。

2008年1月23日水曜日

ベニマシコの雌

今朝のニュースで今日は雪模様と言っていたが我が家周辺は朝から冷たい雨、一日中うすら寒くて家に閉じ篭り19日の土曜日に西印旛沼湖畔で撮った野鳥の写真を退屈しのぎに眺める
最初に出会ったのはこの「ジョウビタキ」の雌だった。
ベニマシコ」を探している時に出会ったこの鳥、一瞬「ジョウビタキ」の雌かと思ったがなんか感じが違う。 一体何だろう? もしかしてベニマシコの雌では・・と鳥に詳しい友達に写真を送ったら「正解」とのメールに大喜び。
その後何回かお腹の赤いベニマシコの雄に出会た後で又この雌に出会うことが出来たのだが、色や模様が地味な小鳥の雌は教わらなければなかなか何なのか分からない。
その後又地味な色の小鳥に出会ったが、これは目の上に白い眉線があるのでベニマシコの雌では無さそうだ。 一体何だろう・・と図鑑をめくって調べたら、どうも「オオジュリン」という種類の鳥に似ている気がした。 もしそうだとするとこの鳥も初対面の鳥になる!

2008年1月22日火曜日

庭のウグイス

全身麻酔での生体検査で昨日の朝から24時間ベッドに拘束されたまま、午前中で開放されはしたものの背中や腰が痛くてかなわなかった。 年をとるとあちこち故障が見つかって、只の点検だけでも容易ではないということが良く分かる。
家に帰りほっとして外を見ていたら
百日紅の樹に刺したリンゴにメジロが来ていた。 何やら警戒してる!
ふと見ると、木の下に降り立ったのは「ウグイス」だ!






こここに越してきた30年位前には時々姿を見せていたこの鳥、その後全く姿を見せなかったのだが今年になって時折姿を現すようになって嬉しい限り。 声はしても姿を見せないこの鳥を撮ったのは風土記の丘での一度だけ。 庭に現れてくれるとは!・・・とすっかり興奮してしまう。

木の上の常連のメジロに遠慮しているのか、しばらくの間地面に落ちたリンゴのかけらを啄ばんでいた。




それにしても今年は先の「シロハラ」といい、この「ウグイス」といい、珍しい小鳥がやって来てくれて楽しいことこの上ない。

2008年1月20日日曜日

日赤病院の眺望

今日から3日間癌の検査入院、11時に成田日赤病院の5階のナースセンターに行き、入院手続きを済ませて早速病室に入る。 
この病院の上階に上ったのは始めてなのでどんな景色が見えるのだろう・・と興味津々だ。
病室に近い廊下の西の突き当たりからこの辺り唯一のデパートがある成田ニュータウンの繁華街を携帯電話で撮ってみた。 5階ではやっぱり印旛沼までは見えないようだ。 



検査入院とは言え物心付いてから始めての入院、どんなことをするのかも興味津々だが、今日は説明を聞いただけでやることもない。 
8階にレストランがあることを知り、どんなレストランなのか行ってコーヒーを飲む。 

ここからは成田の東側の眺望が開け、遠く空港の管制塔も見えていたので撮ってみたのがこの写真。 









それにしても入院というのは退屈なものだが、明日と明後日の午前は身動き出来ないというのでどうなることやら・・・。

2008年1月19日土曜日

ベニマシコとの初対面

今日は寒かったが朝から良い天気、友達に教えてもらった西印旛沼のポイントに再び行ってみた。 今日は土曜日、湖畔のサイクリングロードを走る自転車やジョギングする人の姿が多い。 
ポイントと思われる付近には5-6人の三脚を構えたカメラマンの姿があったのでレンズの向く方に目を凝らすと、
枯れ草に止まる小さな鳥が目に入った。 「カシラダカ」だ!






話を聞くとお目当ての「ベニマシコ」が水路の対岸にいるという。 かなり遠いので肉眼では良く見えないがじーっと目を凝らしていると何かが動いた
400mm望遠に2倍のエクステンダーを着けて覗くと、お腹の辺りが赤い鳥が見えた。 「ベニマシコ」だ!と嬉しくなってシャッターを押し続ける。



もっと近くに来てくれないかなあ・・と願いつつ辺りを見渡していると又鳥の気配。
枯れ草の中に潜む小鳥は見難くて撮りづらいが何とかピントを合わせてみると、これはどうやら「アオジ」らしい。
数羽の鳥が一斉に飛んできて対岸の枯れ草に止まった。 今度は何だろう?・・とレンズを向けてみると、「ベニマシコ」と「カシラダカ」だ!



そこに比較的大きな鳥がやって来てベニマシコたちが一斉に飛立って居なくなった。
何だろうとレンズを向けて驚いた。 その鳥は「アカハラ」、 このところ我が家の庭からご無沙汰しているこの鳥がこんな所に生息しているとは知らなかった。 



それにしてもこのポイントはほんとに鳥の種類が多い! 又機会を見てもっと近くで「ベニマシコ」に会いたいものだ。

2008年1月17日木曜日

初雪

今朝窓を開けたら家々の屋根に雪が積もっていた。 前の道路を見ると雪はない。
昨日の夜遅く昔の仕事仲間の新年会から帰宅した時は雪の気配はなかったのに、何時の間に降ったんだろう。 
滅多に見ることの無い雪景色を記念に撮っておこうと外に出て、 玄関脇の南天の葉に積もる雪を撮ってみる。
通りに出て町の公園に行ってみる。 入り口のサクラの樹がいかにも寒そうだった。
公園の中の植え込みはつかの間の雪化粧。
成田線の線路際から一望してみると、雲の切れ目に青空がのぞき始めていた。 





その後青空がどんどん広がって、この雪景色もあっという間に消えうせた。 ちょっとの雪でもパニックを起こすこの地域、道路に積もらなくてめでたしめでたしだった。

2008年1月16日水曜日

西印旛沼の野鳥探索

今日もお日様が顔を出した。 昨晩友達から見たいと思っていた「ベニマシコ」のポイントを教わったこともあり、わくわくしながら出かけてみた。 その途上の田圃の上空に猛禽の姿を発見!
急いで車を停めて望遠レンズで覗いてみると「トビ」だった。 この辺りでこの鳥に出会ったのは初めてかもしれない




車を停めようと湖畔の空き地にやって来たとき、
前方に「キジ」の姿!
あわてて車の窓からカメラを構えて撮ってみたのだが、後姿を見ただけで直ぐに何処かえ飛び去ってしまった。
車を停めて湖岸を巡るサイクリングロードに出ると、弱い冬の陽光に照らされた西印旛沼が光っていた。




ベニマシコ」を求めて湖岸をゆっくり歩いてみる。
岸辺の潅木で小鳥の姿、見るとそれは「カワラヒワ」だった。






見ていると潅木にはいろんな鳥がやってくる。
ツグミ」、「シジュウカラ」、「メジロ」等の姿が確認できたが、お目当ての鳥にはなかなか出会わない。
何か止まってる!」と気付いて望遠で覗いたらそれは「モズ」だった。





それにしてもこの場所はいろんな鳥がやって来るもんだなあ・・と感嘆。 ここなら時々来ればそのうち会えるに違いない・・と嬉しくなった。

2008年1月15日火曜日

庭の常連

このところお日様が姿を見せず寒い日が続いたが、ようやく今日になって明るい陽射しが戻ってきた。 それでも気温の方は低いまま、何処かで撮るものが無いかなあ・・と思ってるうちに出そびれてしまった。 ぼんやり庭を眺めていると相変わらず次から次に常連の鳥たちがやってくる。

中でも一番威張っているのがこの「ヒヨドリ」、梅ノ木に陣取って他の小鳥を寄せ付けない。
「ヒヨドリ」が飛立つと、脇の椿の木の中に隠れていた「メジロ」がすぐさま姿を現すのだ。
ここしばらく寒くて買ひに行かなかったこともあり今日は樹に刺しておくリンゴは品切れ、落ちた食べ残しのリンゴを啄ばんでいた。
「メジロ」がサッと消えたと思ったら、フェンスにこの「シロハラ」がやって来た。 
ここ数年「アカハラ」が姿を現さなくなった代わりにこの鳥がしばしば現れる。
今年初めて我が家の庭に現れたのだが、今では毎日のようにやって来る常連さんだ。 





こうして小鳥を眺めていると時の経つのを忘れてしまうから花の無い時期にはほんとにありがたい。

2008年1月10日木曜日

木の実に集う野鳥

気温は幾分下がったが今日は朝から良い天気。 もしかして「パンダガモ」に会えるかも・・と房総風土記の丘の坂田ケ池に行ってみた。 着いてみると湖面は何時に無く水鳥の姿が少ない。 のんびり鳥を探しなが湖岸を行くと遠くでガァガァと水鳥に声。 見ると対岸の日陰に群れ集まっている。
ミコアイサ」はいないかなあ・・と丘陵の奥に入り組む池の端まで行ってみたが、鳥の姿は全く無く湖面は只静まりかえっているだけだった。



日陰は寒いが日向を歩いていると心地良い。 陽だまりのベンチに腰を下ろしコンビニ弁当を食べることにした。
頭上でけたたましい鳥の声、何だろうと見上げてみたらベンチ脇の10mくらいの高さのたわわに実をつけた樹に「ヒヨドリ」がやって来たのだ!



しばらく木の実を啄ばんでいた「ヒヨドリ」が飛び去って静かになった。 
湖面を眺めながら弁当を食べていたら小さな陰がよぎる。 見上げると今度は「メジロ」やって来た! 枝の間を忙しく飛び回っていた「メジロ」もそのうち何処かへ行ってしまった。
ふと遊歩道脇の杭に何か動くものがいることに気がつき望遠で覗いてみると、それは「ジョウビタキ」の雌、ちょっと遠いのでもう少し姿を見せて欲しい! ・・と思ったのもつかの間、急に飛立った。
目で追っていたら何とこの鳥も又頭上の実のなる枝にやって来たのだ! とっさにシャッターを押したこの姿はちょっと背伸びしたような変わったポーズの一枚だった。



それにしても鳥が好きなこの樹は一体何だろう? この樹の実は特徴的、だが「ヌルデ」でも「ウルシ」でもないよなあ・・・。 (実はこの樹、後日ウコギ科の「ハリギリ」だと分かってめでたしめでたしでした^^)