2013年4月11日木曜日

新緑の房総風土記の丘

昨日は昔の親しい仕事仲間との昼食会。 どっちかというと呑兵衛が多いので昼間っからお酒で盛り上がり、すっかり出来上がって帰宅して撮った記念写真を現像しようとしてみたら、何を間違えたか撮った写真は動画! 「フラッシュは焚かなくていいの?」等と撮るのを頼んだお店のお姉さんの音声が流れているのには苦笑い。 
再生を止めた画像の一コマを切り抜いてなんとか見れる写真を皆に送ってほっとする。

夜中にかなりいびきをかいたらしく喉がからから、床を出て窓を開けると冷たい風が吹いていて、空は怪しげな雲行きだった。
今日は写真は駄目かな・・と思っていたら、8時を過ぎた頃から雲の隙間に青空が覗きはじめ空が明るくなってきた。 友人のブログで八重桜の写真を見て、こっちでも何処か咲いてるところがないかなあ・・・と考えていたのだが、ふと思い出したのが房総風土記の丘だった。 
よし 行ってみよう!と家内に声をかけて一緒に家を出て、移設され今は改修中の旧学習院講堂の前の駐車場に入ると・・・ 以前は生い茂った樹木で一部しか見えなかった岩屋古墳が何時の間にかその全容が見れるようになっていて、いまさらながら「こんなに大きかったのか!」・・とびっくり! この巨大な古墳は一辺78メートル、高さは13.2メートル、7世紀頃の三段式方形古墳だ。 第10代崇神(すじん)天皇の皇子倭彦命(やまとひこのみこと)の舛山古墳に次ぐ、第二位の規模の方墳だという。 同時期の大きな方墳には春日向山古墳(用明天皇陵)、山田高塚古墳(推古天皇陵)があるがそれをもしのぐ規模だというから、何故こんなに大きな古墳が印旛沼湖畔にあるのか? 誰が葬られた古墳なのか?等、いろいろ興味が尽きないなあ・・・・等と古代に思いを馳せながら資料館の方へ向かうと・・・・ 途中この桜と新緑に囲まれた古民家辺りの情景になんとも懐かしい気持ちが湧いてきた!  傍らでこのシャガを発見! もうこの花の季節?・・・と一瞬目を疑う。 八重桜の並木道。 右の生垣の向こうは「房総のむら」の古い町並みだ。 梢を見上げると、いろんな種類の桜の花があるようだ。 何百年にわたって栽培されてきた桜の品種は250種以上あるらしいから素人には見分けは無理。 これはいわゆる八重桜・・で良いんだろうか? 資料館への道筋の桜の並木。 朝の怪しい雲はどこかへ行ってしまって気持ちの良い青空になった! 道端でこのムラサキケマンに出会う! 吉高に行った時に次いで今年2度目の出会いだ。 新緑の林もなんとも爽やか! が顔を出しているに違いない。 道端でこんどはキンポウゲが光っている! この花を見ると今度こそ・・と挑戦したくなる。 何故かと言うと、何度撮っても実物の輝く黄色がうまく出せないでいるから(>。<) 資料館に到着! ここではこの辺りの太古の昔の様子や点在する113基もの古墳にまつわる展示品があるのだが、昔見たきりで大方忘れてしまったのでその内又見学してリマインドしなければ・・・と来るたびに思っている。  車を停めて辺りを散策。 資料館脇の古墳が点在する草地に入った。 もしかしてフデリンドウが咲いてるかも・・・と探すため。 すぐさま見つかったフデリンドウ! やっぱり今年は早い! 陽が昇るにつれてあちこちで花を開き始めた! ファインダーを覗いていたら蜜蜂が花に止まった! 咲きだしたばかりの花を探し当てる蜜蜂も凄い! 遠くに目をやると、古墳の向こうに桜が見える! 色のコントラストが心地よい。 近くに行ってみる。 結構大きな樹だ! 今年の大河ドラマ、八重の桜だ! 葉が結構大きくなってるがこのところ寒いのでいましばらくこの状態が続くかも・・・。

(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF24-70 F4L IS USM)