2009年9月14日月曜日

秋晴れの谷津田

爽やかな秋の陽気に誘われて今日も又、このような谷津の入り組む田園を散策。
高台に車を停めて谷津に下りようとした時、傍らの草むらに咲くこの「ツルフジバカマ」が目に入り、毎年この花が咲いていたことを思い出す。
このような田圃の稲刈りは大変そうだなあ・・と眺めながら谷津の奥に向う。それにしても今日は何て天気が良いんだろう!・・・と空を眺める。
道端のあちこちで今花盛りのニラの花にタテハチョウが止まった。どうやらこの蝶は「キタテハ」のようだ。
休耕田の中に小さな花が点々と咲いている。この花、昨日も出会った「アカバナ」だ!
1cm位の小さな菊のような花もあちこちに咲いている。この花、あまり見かけない花なので後で調べてみよう・・とカメラに納めたのがこの写真。 図鑑を見るとこれはどうやら北アメリカ原産の帰化植物、「ヒロハホウキギク」というものらしい。
これはお馴染みの「アキノノゲシ」、未だあまり見かけないが秋本番ともなるとそこら中でよく出会う。
里山の縁の樹陰に差し掛かるとこの「キバナアキギリ」がそこここで迎えてくれた。 今の時期、秋を感じさせてくれる里山ではお馴染みの花である。
この場所には「イヌショウマ」も多いのだが・・と見回したが、未だ目に入るのは蕾ばかりだ。・・と思っていたら咲き始めているこの花に出会ってびっくり!
ミゾソバ」が群生する休耕田に差し掛かって覗いてみるが未だのようだ。 探し回ってやっと見つけたこの花に、しばしの間見とれてしまう。
谷津の奥の里山の縁、この色付き始めた「ガマズミ」の実が目に入る。真っ赤になる日も近そうだ。
こちらはブルーが綺麗な「サワフタギ」の実だ。 このブルーの色に魅せられてもう久しい!
ふと見上げた時、潅木に絡まるこの「ヤマブドウ」が目に入った。 食用にならない「エビズル」とか「ノブドウ」はよく目にするが、ヤマブドウを目にすることは滅多に無いので驚いた!