2008年3月13日木曜日

片貝漁港の水鳥達

春らしい陽気になってきたので菜の花畑を見たいと思って先日甚兵衛公園や多古町の栗山川河畔の様子を見に行った。 ところがどちらも未だ青々と葉が茂るのみ、花の見頃は4月に入ってからになりそうだ。 今日は九十九里浜方面に足を伸ばしてはみたものの目ぼしい菜の花畑は見つからない。
仕方なく片貝漁港に行ってみると、水揚げの終わった漁船にコサギの姿があった!





見ると港には水鳥があちこちに群れていて、遠くにカワウの姿もある! さっそくこの群れを見に行ってみることにする。  
カワウを望遠レンズで覗いてみてびっくり、遠目には真っ黒な姿かと思っていた羽が微妙な色に輝いているのだ!
近くの海面を水鳥が泳いでいる。 こちらにレンズを向けて覗いてみると、この鳥は「スズガモ」だった。   





これ等の鳥は印旛沼辺りでもよく見かける。  鳥の行動範囲はほんとに広いもんだなあ・・と改めて感心してしまう。
漁港に流れ込む作田川の中州に行ってみると、ここにもいろんな種類の水鳥が群れていた。  
中州にしゃがんで休む「ユリカモメ」や、嘴の赤と黒の文様でそれと分かる「ウミネコ」も一緒だ!
長い嘴で砂浜をつつきながら水際を忙しそうに走るシギの仲間がいる。 これは初めてみる鳥だが何だろう?と帰って図鑑を眺めてみたら、「シベリアオオハシシギ」という鳥によく似ていた。  シベリアへの長旅の途中なのだろうか・・・。