2007年5月14日月曜日

帰化植物

この季節の田園を歩いていると、道端に意外なほど華やかな草花が咲いている。 赤橙色のケシの一種、ナガミヒナゲシを始め、透き通るようなピンクのヒルザキツキミソウ
そしてこのアカバナユウゲショウだ。











これ等は皆外国から持ち込まれた帰化植物で、ヨーロッパから来たものや、北アメリカから来たもの、そして南アメリカから来たものだという。 栽培用に植えられていたのが次第に野生化し、日本古来の植物を駆逐してしまったのかもしれない・・・と思うと複雑な気持ちになる。

そういえば農道脇に咲いていたこのオオバナコマツヨイグサもその一つ。 これも北アメリカから持ち込まれ、空き地や道端でよく見かける帰化植物だ。



不思議なことにこの時期のこれ等の花は、ナガミヒナゲシを除くと皆アカバナ科の野草、この科の植物はやたらと生命力が強いようだ。