朝からの爽やか五月晴れに誘われて、今日も田園散歩に出掛けた。
途中街路樹の根元の小さな花が目に留まり覗いてみると、可愛い「キキョウソウ」だ! アメリカ大陸原産の繁殖力旺盛な帰化植物だけあって、あっちこっちに大繁殖している。
この時期はさすがに陽射しが強く、家を出て10分もしないうちに背中に汗が滲んでくる。 町外れの路地に入り坂道を下ったところで「センダン」の樹が花を付け始めていることに気がついた。 もうこの花が咲く季節なのだ!
昔ながらの集落の小径を行くと、側らの草むらでこの「コバンソウ」を見つけた! 明治時代に観賞用として輸入されたイネ科コバンソウ属のこの植物も、今では雑草化してあちこちで群れている。
谷津に降りて緑濃い里山の縁の径に入ると、側らの樹陰でこの「ユキノシタ」の花に対面。
日向を歩いていたら今度はこの「ナワシロイチゴ」の花に出会った。 そういえばこの花に出会ったのは久しぶり。 美味しい実が生るのが楽しみだ!
成田線の踏み切りに差し掛かる。 耕作放棄田に「キショウブ」が群れて咲いているのが見える!
暗い森の中の坂道を登りきり、高崎川が流れる谷津田に向っていると、側らの草むらで「タチチチコグサ」の花の上を這っているテントウムシを見つけた。 可愛い!
「テイカカズラ」が咲いている!・・と側らの潅木を見上げびっくり。 この花が咲き始める時期だということを忘れていた。
広々とした谷津田に出た。 曇っていた先日とは違いやっぱり青空の下の田圃は気持ち良い!
里山の縁に行くと「エゴ」がもう満開になっていた。 この花も青空の下が良い!
三日前には咲き始めたばかりだった「ガマズミ」が、今日は既に咲き揃っている!
「ウツギ」の花も三分咲きくらいだろうか、ここ数日で満開になりそうだ。
生っている木苺を見つけた! ついこの前、この「モミジイチゴ」が白い大きな花をぶら下げていたと思ったのに早いものだ。
先日見つけたハンショウヅルが心配で探していたら、直ぐ近くで雌花を三つも付けている「ハナイカダ」を見つけた。 一つだけのは見たことがあるが、三つもあるのは初めてだ! この変わった植物は何の仲間だろう・・と気になりだして調べたら、これが何と「ミズキ科」だというから驚いた。 心配していたハンショウズルも未だ無事に咲いていてほっとした。