2009年5月15日金曜日

緑滴る田園と里山

今日はよく晴れて寒く感じるくらいの爽やかな天気、歩くには持ってこいなので久しぶりに田園を散歩した。 歩き始めてしばらくは体は重いし、手術した眼が慣れていないので何となく足元がふらつく感じだったが次第に慣れて緑滴る田園の空気が心地良い。 
里山の坂を登りきると、この陽の光を浴びたシダの緑が眼に飛び込んできた。
これは下り坂の道端に咲いていたニワゼキショウ。 犬も歩けばこの花に当る位、この時期何処にでも咲いている可愛い花だ。
ついこの前まで黄色い花を付けていたヘビイチゴが、既に赤い実を付けていた。 アップで見るととてもイチゴとは思えないねえ!
田圃に出た。 中央を流れる高崎川が緑に埋まっている。
田植えが終わったばかりの田圃、今日は何時に無く冷たい風が渡っているので早苗は寒くないだろうか・・・と心配になる。
田圃の脇ではこのヒルガオが寒そうに咲いていた。
谷津田の奥の山際を歩いていると、このノイバラが咲いていた。 この甘い香りが漂ってきてなんとも心地良い。
もうそろそろ咲きだす頃だと思っていた通り、見上げた木の梢にエゴの花がぶら下がっていた。 去年より1週間は早いぞ!
見るとガマズミの花が咲き始めている!  でももうこの花の時期かなあ?・・と半信半疑の気持ち。
ところが、カマツカの枝には既に花が終わった跡がある。 ミツバウツギも既に実になっている!  ということはサワフタギも終わってしまったのか?・・と辺りを見回していたらこの花が見つかった。 かろうじて咲き残っていたサワフタギだ!
里山の初夏を告げる花を見損なってしまった!・・とがっかりして歩いていたら、未だ蕾ばかりと思っていたウツギの花が咲き始めているのを見つけた。 これはうかうかしておれないぞ!
マユミの木にも花が咲いていた。 この花を良く見たことがないなあ・・・とアップで撮ってみた。 でも随分変わった花だ・・とびっくり。
楽しみにしていたハンショウヅルの花を見つけることが出来た! 例年この花を見つけても、数日後には跡形も無く姿を消していることが多い。 今年は無事でいて欲しい・・といつものように祈りたくなる。